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【イラストレーター】モックアップを簡単に作るモックアップBeta

Adobe Illustrator(イラストレーター)の機能「モックアップ Beta」はモックアップを作る時に非常に便利です。 イラストレーター
この記事は約4分で読めます。

Adobe Illustrator(イラストレーター)の機能「モックアップ(Beta)」はモックアップを作る時に非常に便利です。

簡単にデザインのさまざまな使用シーンのモックアップができます。ロゴデザインのモックアップも簡単に作れます。

今回はイラストレーターの「モックアップ(Beta)」の使い方について書きます。

※イラストレーターのバージョンはCC(28.0)になります。

gaogao
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「モックアップ Beta」はまだベータ版ということですが、現状でも十分なくらいに使える機能です。正式リリースされるとどうなるのか楽しみですね。

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Adobe Illustrator(イラストレーター)の「モックアップ(Beta)」の使い方

さまざまなシーンのモックアップを作る

「モックアップ(Beta)」の使い方の説明用にサンプルロゴを作成しました。このロゴを使っていきます。

Adobe Illustrator(イラストレーター)の機能「モックアップ(Beta)」。ロゴのモックアップが簡単にできます。

ロゴを選択ツールで選択した状態で、イラストレーターの上部メニューから「オブジェクト」→「モックアップ(Beta)」→「作成」をクリックします。

Adobe Illustrator(イラストレーター)の機能「モックアップ(Beta)の使い方

初めて使用する際に機能のインストールがありますので少し待ちます。

Adobe Illustrator(イラストレーター)の機能「モックアップ(Beta)」インストール

そしてさらに「モックアップ(Beta)」のデータのダウンロード(読み込み)があります。先ほどのインストールと順序が逆かも知れませんが、いずれにしても少し待つ必要があります。

Adobe Illustrator(イラストレーター)の機能「モックアップ(Beta)の使い方。ダウンロード。

読み込みが終わると「モックアップ(Beta)」のウィンドウが開いて、ロゴが4枚の写真に展開されています。下の画像はパッケージに関するモックアップにロゴが展開されています。

Adobe Illustrator(イラストレーター)の機能「モックアップ(Beta)の使い方。選択ツールで選択して作成。パッケージ。

先ほどのパッケージの部分をアパレルに変更したり、

Adobe Illustrator(イラストレーター)の機能「モックアップ(Beta)。アパレル

デジタルデバイスにしたりできます。

Adobe Illustrator(イラストレーター)の機能「モックアップ(Beta)の使い方。デジタルデバイス。

ちなみに、白いロゴにすると暗い背景のモックアップでもきちんと使えます。

Adobe Illustrator(イラストレーター)の機能「モックアップ(Beta)の使い方。ロゴを白くする

ロゴのサイズ、角度調節なども自由自在

モックアップに配置されたロゴを編集することもできます。

一枚画像を選んで、下の赤枠のアイコンをクリックします。

Adobe Illustrator(イラストレーター)の機能「モックアップ(Beta)の使い方。ロゴの編集も可能です。

写真の読み込みに少し時間がかります。

イラレのモックアップが簡単にできます。

写真が配置されました。この写真はAdobe Stock(アドビストック)の写真です。現状はカンプ(仮の)画像ですので、写真の番号が入っていたり、全体的にアドビストックの透かしロゴが入っています。

Adobe Illustrator(イラストレーター)の機能「モックアップ(Beta)。ロゴの編集方法。

ストックフォトの一般的な使用方法は、ストックフォト会社のロゴの透かしが入った状態でデザインの提案→デザインが採用(決定)→正式にストックフォトを購入、という流れです。
ですので、「モックアップ(Beta)」で作成したデータをjpgにして提案用として使っても問題ないと思います。もともとモックアップの用途自体が仮のイメージですしね。ただ、透かしのロゴが入っている、画像サイズが小さい、というデメリットはあります。

白い選択ツール(白色の矢印のアイコンの選択ツール)でロゴ部分だけを選択して、拡大縮小ツールでサイズを編集したり、選択ツールを使ってロゴの角度を変更したりできます。

少しだけロゴを小さくして完成です。

Adobe Illustrator(イラストレーター)の機能「モックアップ(Beta)。編集も可能です。

他のモックアップの写真にロゴを配置することもできます。

「モックアップ(Beta)」のすごいところは、他のモックアップ用写真にもデザインを適用できる点です。

サンプル用に、Adobe Firefly(ファイアフライ)で作成した箱のモックアップ写真を用意しました。

ちなみに、ファイアフライのプロンプトは「箱のモックアップ 背景シンプル 白い箱」で作りました。

Firefly(ファイアフライ)でAI生成した画像をモックアップに使う。

選択ツールでロゴデータと写真の両方を選択した状態で、先ほどと同じく「モックアップ(Beta)」で作成します。

Adobe Firefly(ファイアフライ)でAI生成したモックアップ画像を、イラストレーターのモックアップ(Beta)で使用する。

箱の形状に沿ってロゴが配置されます。

イラストレーターのモックアップ(Beta)はロゴが箱の形状に沿って配置されて便利です。

選択ツールでロゴを選択して、拡大縮小ツールでサイズを小さくして位置の調整をします。

ロゴを選択してoptionキー(Windowsはaltキー)を押しながらドラッグすることでコピーもできます。

イラストレーターのモックアップ(Beta)はロゴの透明度の変更。

右側のロゴが浮いていたので、選択して、透明ウィンドウで「乗算」にします。

イラストレーターのモックアップ(Beta)はロゴが箱の形状に沿って配置されて便利です。

ロゴが馴染んだので完成です。

イラストレーターのモックアップ(Beta)はロゴが箱の形状に沿って配置されて便利です。

なお、一升瓶でも使ってみましたが、

イラストレーターのモックアップ(Beta)はロゴが箱の形状に沿って配置されて便利です。瓶に沿ってロゴが配置される。

瓶の形状に沿ってロゴが配置されるので、非常に便利です。

イラストレーターのモックアップ(Beta)はロゴが箱の形状に沿って配置されて便利です。瓶に沿ってロゴが配置される。

まとめ

以上、イラストレーターの「モックアップ(Beta)」の機能について書きました。

ロゴ以外でも使えるので、例えばパッケージデザインや看板用のデザインを作って「モックアップ(Beta)」でモックアップを作れます。これは正直かなり使えそうです。

「FireflyでAI生成したモックアップ」+「イラストレーターのモックアップ(Beta)」のコンボ!
非常に強力だと思います。