何も見ずにいろいろな角度、いろいろなポーズで人物を描く。
ちょっとした夢のような技術です。
そんな夢が叶う参考書をご紹介します。
漫画家を目指す方や人物のイラストを1から勉強してみようという方におすすめです
漫画家やイラストレーターを目指す方におすすめの参考書です。
僕は趣味でこの本を購入しました。
「人を描くのって楽しいね」シリーズ3冊についてご紹介
著者の中村成一さんがホームページに絵の描き方を掲載していますので、まずはホームページを見ていただいた方が良いと思います。
ホームページが人気でその後に書籍の販売となったようです↓
随分前から運営されているサイトで少し懐かしい雰囲気があります。
サイトは放置気味っぽいのですが、わかりやすく人物の描き方が公開されています。
時代を問わず使っていけるノウハウだと思います。
人を描くのって楽しいね
「人を描くのって楽しいね」という参考書で全部で3冊出版されています。
全身、顔のパーツ、髪の毛、手足などほぼこの1冊に人物の描き方が網羅されています。
様々な角度から描く方法が書かれていて、練習すれば何も見ずに自由なアングルで人物画を描くことができるようになります。
3冊の中でこの一冊が特におすすめです。
個人的にはこの一冊あれば十分だと思います。
ホームページでは絵を描く順番が少しわかりにくいですが、この参考書は順を追ってレベルが上がっていくのでわかりやすいです。
人を描くのって楽しいね〈衣服編〉
1冊目よりは服を描く分、絵の密度が上がるので少しレベルが高くなっています。
シャツやズボンなどのシワの描き方、スカートのなびき方などわかりやすく描かれています。
これを描けるようになれば、自分の思うような人物画をある程度描けるようになるはず!
人を描くのって楽しいね〈顔・頭編〉
この本はタイトル通り、顔や頭をメインにした参考書になっています。
目や口などのパーツ、髪の毛の描き方が細かく描かれています。
より詳しく頭部の描き方を知りたい方にはおすすめです。
毎日模写していました
フリーランスになる前のサラリーマン時代に毎日15分ほど参考書のイラストを見ながら同じように描いていました。
小学生の頃のドリルのような感じで楽しく描いていた覚えがあります。
1冊目の参考書に関しては2周しました。
参考書通りに模写した絵はいつの間にか100円ショップのスケッチノート5冊分になりました。
趣味程度にイラストを模写していましたがとても楽しく学べました。
少しだけノートの中身を
手を描くのって難しいですよね。
この本では手の構造を考えつつ簡単に描く方法が書かれています。
他にも目だけとか鼻・口などパーツごとにいろんな角度から描く方法が説明されています。
その他にもこんな感じで、体の構造を理解しながら人を描くので、何も見ずにいろんな角度で人を描くことができるようになります。
おそらく絵を描くのが好きな人であれば、この参考書を見ただけでかなりワクワクすると思います。
あとがき
素人なりに毎日愚直にこの参考書の通りに絵を描き続けた結果、反復練習のおかげか迷いのない線が描けるようになりました。
また、人であれ物であれ、基本はシンプルな球体や立方体として捉えて描くと、形の理解度が深まってより正確なデッサンを描くことができるんだなと感じました。
ただ、結局のところは自分のオリジナルのイラストを描くことが本来の目的なので、ある程度人体構造や描き方がわかれば、あとは自分で試行錯誤していくのが良いと思います。
きちんとした人物イラストを描くにあたって、基本的な内容が網羅されているので、イラストを描く参考書として最初の1冊に良さそうです。
かなりの良書ですので、気になった方はチェックしてみてください。
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