ホラー系や、怖い雰囲気で使えそうなフォントを探してみたのでご紹介します。
仕事で使用している有料フォント「モリサワフォント」「アドビフォント」や、無料でも使える「Canva」、Webサイト上で無料で使える「デザインAC」のフォントの中から選んでみました。
「Canva」と「デザインAC」は無料でも使えて、スマホやタブレット、パソコンがあれば誰でも使えるのが嬉しいですね。
フォントをそのまま使用するだけでも、ホラーっぽい雰囲気になります。YouTubeのタイトル画像や、SNS(Instagramなど)の画像に使ってみてください。
おすすめのホラー風フォント
有料で使えるフォントと、無料で使えるフォントに分けてご紹介します。
有料フォント
まずは有料フォントから。
有料フォントを所有している人にとっては説明不要だと思いますが、有料フォントの良さはフォントのクオリティーの高さはもちろん、漢字が揃っている点も大きいです。(漢字変換した際に登録されている漢字が無くて変換できないことが割とあります)
モリサワフォント(Morisawa Fonts)
モリサワフォントは下で紹介しているフォント以外にもたくさんあります。全部紹介すると膨大になりますので、大まかにジャンルを分けてご紹介します。
古印体
古印体はホラー系の演出をする際によく見かけるフォントです。モリサワフォントのこの古印体は僕がデザイナーになった20年以上前からあるフォントです。ですが、仕事で使ったことはあまり記憶にありません。ホラー系以外にも、中国の古い書物っぽい雰囲気も出せるフォントです。(どちらかというとこちらが本来の使い方かな?)
明朝体
明朝体もホラー系のタイトルでよく使われています。少し太めの明朝体を使うといい感じになります。
明朝体はモリサワフォントでなくても、さまざまな端末やアプリケーションで初期設定で入っていると思います。
「秀英にじみ明朝」というフォントは文字のシルエットに揺らぎが入っていて、よりホラーっぽい雰囲気が出ています。フォントが細いのが難点。
筆文字
筆文字もホラー系の演出に使いやすいです。筆文字のフォントはフリーフォントでは少なく、漢字の種類も少ないことが多いです(漢字変換しても登録されていない)。モリサワフォントはさすが有料だけあってある程度の漢字が揃っています。他にも筆文字フォントがありますがひとまず2種類ご紹介。
楷書体
楷書体も使いやすいと思います。楷書体も明朝体と同じく初期設定のパソコンやアプリケーションに入っている可能性は高いです。
モリサワフォントに関しては以前記事に書いていますので(主に契約方法)、気になった方はチェックしてみてください↓
アドビフォント(Adobe Fonts)
アドビフォントはイラストレーターやフォトショップなどのアプリケーションを有料契約していれば使えるフォントです。
モリサワフォントで紹介した「古印体」もアドビフォントにあります。上の画像では「怪」という字が登録されていませんのでスペースだけ空いてます。書体の雰囲気がいいだけに惜しいですね。
明朝体は綺麗なフォントが揃っていました。上の画像のフォント以外にもありますので試してみてください。
筆文字も少ないですがあります。フォントは「AB-鳳」と「ABあっぱれ」。
それから、個人的におすすめなのが「異世明」というフォント。ホラーや異世界の怖いイメージで使えそうです。
イラストレーターやフォトショップを有料契約している方で、アドビフォントを知らない方はぜひ使ってみてください。過去に記事も書いています↓
無料でも使えるフォント
次に、アドビ以外のアプリケーション「Canva」と、Webサイト上で操作が可能な「デザインAC」のフォントをご紹介します。
どちらも無料で使えます。
Canva
近年はCanvaでデザインを作る方が増えているようです。これからはカジュアルにデザインができる時代になっていきそうな予感。
ただ、印刷に関するグラフィックに関しては、やはり不安要素が多いので少し注意が必要です。
YouTubeのタイトル画像や、バナー、Instagramの画像作成など、Web上での使用にはかなり便利なアプリケーションです。
僕は有料契約していないので、無料プランで使用できるフォントの中から、ホラー系のフォントを探してみました。
Canvaにも「古印体」がありました!「モトヤ古印体」使いやすそうです。
それから、筆文字フォントもありました。
少しポップですが「吐き溜」というフォントも良さそうです。
上の画像はCanvaを操作している画面です。全く操作方法を知らなくても、ある程度直感的に操作できるのが素晴らしい。
以前に名刺デザインを作った記事を作成しているので、気になった方はチェックしていただければ嬉しい限りです↓
デザインAC
「デザインAC」はWebサイト上で、さまざまなデザインができるサービスです。
登録が必要ですが無料で使用できます。
Canvaにあった「吐き溜」フォントがデザインACにもありました。
それから筆文字風のフォント「KouzanBrushFontGy」もホラー系で使いやすそうです。
上の画像は操作画面です。Canvaにかなり似ていて、できることも似ています。
完全無料でここまで使えるのは素晴らしい。
デザインACを使ってX(旧ツイッター)のプロフィール画像を作った記事もあります↓
まとめ
以上、ホラー系フォントをまとめてご紹介してみました。
せっかくですので、ご紹介したフォントを使って、ホラーなタイトル画像を作ってみました。
「本当にあった呪いのビデオ」っぽいタイトルに。
この画像はモリサワフォントの「古印体」と3つの画像を組み合わせて作成しました。フォトショップで作っていますが、これくらいの簡単な合成であれば、「Canva」や「デザインAC」でも制作できます。
この素材は「イラストAC」というサイトからダウンロードできます。
「デザインAC」と同じ会社が運営しているサイトで、どちらも無料でアカウントを登録できます。
1つアカウントを作っておくと、他にも「写真AC」「シルエットAC」など、さまざまな素材をダウンロードできますので、チェックしてみてください。
有料プランであれば無制限にダウンロード可能ですが、無料プランでもダウンロードできます。ただ、1日のダウンロード数が決まっていますのでご注意ください。
以上となります。知らないフォントや、新しい発見があれば嬉しい限りです。
ホラー風のタイトルの作り方を他の記事でも書いています↓
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