フリーランスのデザイナーになって来年で10年になります。ずっと一人でやっています。
10年もやっててすごい!と思われるかも知れませんが、全然そうでもないです。
フリーランスになってから随分と貧乏になりましたし、お金、将来の不安がいつもつきまとって、基本的に孤独です。
今回の記事は、一人フリーランスの自分の悩みを、こうしたら解決できそうかな?と思ったので書いてみました。
この記事は一体誰に見てもらいたいのか、自分でもよくわからぬまま書いてしまいました。現状の不安を吐露したかっただけなのかも^^;
一人フリーランスの個人的な悩み、その解決法っぽいこと
解決方法その1:結婚する
この解決方法は現状の僕にはおそらくほぼ不可能ですが一応書いてみます。
人は自分のためだけなら、そんなに収入がなくてもそれなりに生きていけます。
僕は本当に怠け者です。最低限の収入があればそれでもいいやと満足してしまって、向上意欲がなくそのままダラダラと生活しています。
誰からも何も言われないですし、おそらく危機感が欠如しているんだろうなあ。
随分昔ですが、同じようにフリーランスデザイナーをやっている友人(現在は何人も雇って法人化している)に「フリーランスきつい」みたいな相談をしたら「gaogao、結婚したら?」と言われました。その時は「何を言ってるんだろう?」と理解できませんでした。思わぬ変化球というか。
近頃やっとこのセリフの意味に気づきました。
家庭を持って誰かのために生きること。嫌でも働かないとヤバいという危機感を持てること。誰かのためなら実は自分のため以上の力を出せること。そういう意味で「結婚したら?」と言ったんじゃないかと。(もちろん結婚することで他の問題は出てくる可能性はありますが)
ということで、解決方法のその1は「一人フリーランスこそ結婚して自分に発破をかける」です。(僕はもう手遅れですが)
解決方法その2:ストップウォッチで時間を計測して記録。自身の積み重ねを見える化する。
解決方法のその2は「仕事した時間をストップウォッチで計測、毎日記録して日々の積み重ねを見える化する」です。
この方法は非常に地味というか、単なる自己満足かも知れません。ただ、何もしていない自分を客観視できるので、個人的にはそれなりに効果があると思っています。
すぐに収入に直結しなくても、何かしていることに意味がある。何もせず無駄に過ごした日々を悔い改めることもできるんじゃないかと。
サラリーマンのシステムすごい
フリーランスになってからサラリーマンの良さを感じるようになりました。
嫌でも朝起きて仕事をしておうちに帰る。これって実はすごいシステムだなあと。
強制的にやらざるを得ない環境に身を置けるので、僕のような怠け者にとっては非常に優れたものだったんだなあ、と今更ながら感じています。
フリーランスは朝起きて寝るまで全部自分で何をするか決められます。これって最高やん!って思うかもしれませんし、人によってはこの生活がフィットする方もいらっしゃると思います。
僕の場合どうなったかというと想像以上に仕事していません。皆さんが思っている50倍くらい仕事してません。
正確に言うと仕事がある時はテキパキと仕事できるんです。仕事が無い時。これが非常に危険です。だってやることないんだもん。
ストップウォッチがタイムカードの代わりに
100円ショップで購入したストップウォッチを使って、仕事に取り組んだ時間を計測。計測した時間はパソコンのカレンダーというアプリに記録してます。ある種、タイムカードみたいなものですね。
一ヶ月経って、自分がどれくらい仕事をしたのか見ることで「このままじゃいかん!」と反省して、次こそは頑張るぞ!と自分を鼓舞しています。
僕の場合はこのブログを書くことも一応仕事なのでストップウォッチを動かしています。他にはデザインの参考書を読んだり、外出して美術館に行ってみたり、自分のスキルを磨いたり、仕事に繋がりそうな行動は全てもう仕事の時間です。そうやって積み重ねた時間は無駄じゃない!(と思いたい信じてる)
ちなみに、スマートフォンにもストップウォッチ機能はあるんですが、スマホを触ってしまってサボる原因になるので、ストップウォッチを使っています。
まとめ
一人フリーランスの方ってどうやって自分を研鑽しているんでしょうね。
一緒に働く仲間がいないし、対人関係も会社員の頃に比べて格段に無くなりました。
一人フリーランスが厄介なのは、自分の成長がよく見えないという点にあると思います。
一般的に評価って人からされるものなので、自分ではマジでわかんないですもんね。
という雑談でした。最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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