地元(ローカルな)のフリーペーパーのご紹介

ローカルなフリーペーパーのご紹介デザインのこと色々
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衰退傾向にあるフリーペーパーですが、僕が住んでいる愛媛県新居浜市ではフリーペーパーは健在です。
仕事でフリーペーパーの広告デザインを2年ほどやっていたこともあって、フリーペーパーを発見するとついつい収集してしまいます。

今回は僕が住んでいる愛媛県新居浜市のフリーペーパーを紹介したいと思います。
番外編として福岡県に10年ほど住んでいたので、福岡県のフリーペーパーも紹介しています。

今回の記事の内容

ローカルなフリーペーパーを紹介した記事です。

gaogao
gaogao

20年前は怒涛の勢いがあったフリーペーパー。本当に色々なフリーペーパーがあって面白かったのですが、現在はそのほとんどが廃刊になっています。
こんなのあったのか!という感じで楽しんで見てもらえれば嬉しいです。

愛媛と他の地域のフリーペーパーをご紹介します

まずは僕の地元、愛媛県新居浜市のフリーペーパーから紹介します。

HOO-JA!

ローカルなフリーペーパー「HOO-JA!」と「ここまち」

「HOO-JA!」はタブロイド版でちょっと大きめのフリーペーパーです。(写真左)
ページ数は8ページほど。
ポスティング配布メインのフリーペーパーで17年くらい前からあります。
新居浜でフリーペーパーと言えばHOO-JA!というくらい認知度の高いフリーペーパーです。

ちなみにHOO-JA!(ホージャ)というのは新居浜市のなまりです。
「そうだね→ほーじゃね」「だからね→ほじゃけんの」という感じで使われています。

ページ構成としてはほとんどは広告ですが、表紙は毎回地元の著名人のインタビューが掲載されています。このフリーペーパーのポイントの1つ。

こう言ったポスティングタイプのフリーペーパーの強みは、チラシを挟んで一緒に配れることです。
新聞を取ってない方にもリーチできるので、チラシを配布したい方にとっては配布方法の一つとしても良さそうです。←これはフリーペーパーの営業文句のひとつ。

ここまち

「ここまち」は冊子タイプのフリーペーパーで、こちらもメインはポスティング配布です。
※上の写真の右がここまちです。

ここまちもチラシが多めに挟まれています。
ページ数は48ページあってローカルなフリーペーパーとしてはページ数が多い方だと思います。
毎号様々な特集が組まれていて、飲食店の特集の場合はよく見ています。食い意地だけはすごい。

基本的には一般的なフリーペーパーの構成と似ています。
やはり広告ありきなので、収益が発生しない遊びのあるページを確保するのはなかなか難しい部分だと思います。

FACTORY

ローカルなフリーペーパー「FACTORY」

「FACTORY」は美容室を経営している会社が発行しているフリーペーパーです。

若者向けの内容でデザインが垢抜けています。広告の割合も少なめで、読んで面白いフリーペーパーという感じです。

お店に置いてもらうフリーペーパーなので、配布コストがほぼかかりません。

おそらくですが発行側もフリーペーパーで収益を上げようという気持ちはあまりないのかも知れません。
フリーペーパーそのものの売り上げよりも、様々なお店や地元を盛り上げようという気持ちの強さが伝わってきます。

スタッフのおすすめの音楽や書籍のページがあったり、新居浜市のおもしろスポットなどの企画もあって、広告を全面に出してないところが魅力的です。

現在は廃刊になっているようです。

愛媛美少女図鑑

ローカルなフリーペーパー「愛媛美少女図鑑」

「愛媛美少女図鑑」は新居浜市のフリーペーパーではないですが、松山市に行った時に見つけたフリーペーパーです。

10代20代の女性の写真が多数あります。ページ数は40ページほど。
広告主のメインは美容室やアパレル関係や写真館のようです。こんなに綺麗(可愛く)になれるという写真があればそれだけで広告効果は高そうです。

このフリーペーパーも今は発行していないかも知れません。

littlepress

ローカルなフリーペーパー「リトルプレス」「083」

ここからは番外編。

福岡のフリーペーパー「littlepress」。※写真上のフリーペーパー。
エフ・ディという会社が発行しています。
デザイン塾をやったり、本の出版をしている会社のようです。
このフリーペーパーは本屋さんに置いてありました。

表紙はアジサカコウジさんというイラストレーターを起用していて、僕はアジサカさんのイラストが大好きなのでこのフリーペーパーを何冊もコレクションしています。

16ページほどの冊子タイプで、記事+広告という構成です。お洒落なページ構成ながら広告の役割もしっかり果たしています。

083

山口県下関市のフリーペーパーです。※先ほどの写真の下のフリーペーパー。

フリーペーパーのタイトルでもある「083」。これは下関市の市外局番です。

このフリーペーパーのすごい点はほぼ広告がないところです
有料の雑誌と遜色ないくらいの内容でかなり読み応えがあります。

どうしてこんなフリペーパーが成り立つのかというと、発行元が下関市なんですよね。
一応1ページだけ下関の観光協会の宣伝ページがあります。
そして、表紙のイラストはお気に入りのアジサカコウジさんです。
下関のフリーペーパーですが、福岡でアジサカコウジさんの個展があって、そこで入手することができました。

残念ながら現在は廃刊。

「HOO-JA!」と「ここまち」以外のフリーペーパーはかなり情報が古いのですが、こんなフリーペーパーがあったよ!という紹介でした。

あとがき

20年ほど前になりますが、フリーペーパーがやたらと流行った時期があります。

当時の僕は福岡県に住んでいましたが、福岡県だけでもフリーペーパーは30種類以上ありました。

中には広告が少なく面白い企画をやっているフリーペーパーもありましたが、ほとんどは数年で廃刊になったようです。

やはり広告で利益を出すことと、フリーペーパーの中身を面白くすることの両立は難易度が高かったんだと思います。フリーペーパーは広告費で印刷費用・配布費用・人件費を賄えないと赤字になるのでなかなかシビアです。

当時の福岡ではリクルートの「ホットペッパー」が一強という感じでした。ページ数も200ページくらいありました。今考えるとすごいページ数です。
東京では同じくリクルートの「R25」というフリーペーパーが話題になっていました。
広告枠は小さく、読み物として非常に面白いフリーペーパーで、東京に遊びに行った友人にR25を入手してもらっていました。
広告は少なめですが、広告料金はかなり高かったんだと思います。ラックに設置した瞬間にすぐに無くなるほど人気だったので、多くの方に読まれる=広告効果の価値の高さがうかがえます。
R25はフリーペーパーとして最も理想的な完成度だったと思います。読んで面白く、広告効果も高いので広告主も読者もどちらも幸せになります。

フリーペーパーが今後盛り上がる可能性は低そうですが、こう言った紙媒体は完全に無くなってしまうとちょっと寂しいですね。