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アクリル画家「石田徹也」さんの絵の魅力に引き込まれる

アクリル画家「石田徹也」さんの魅力について語る 雑談
この記事は約3分で読めます。

2010年頃までは福岡県に住んでいて、休日は天神にあるジュンク堂書店によく行っていました。

建物の3階まで本屋になっていて、専門書も多くあってとにかく楽しい。

ある日、平積みされていた石田徹也さんの画集が目に留まりました。

立ち読みで数ページ読んでみると、その圧倒的な世界観に衝撃を受けて、すぐにその画集を買いました。

石田徹也遺作集。素晴らしい作品の数々と、仕事で関わった人たちのインタビューがたくさん掲載されています。
Amazon.co.jp

amazonのリンクを貼りましたが、現在は僕が購入した本は正式なところでは販売していないっぽい?別の本のリンクを貼っていますが、他にも探すとあるかも知れません。

Googleの画像検索でも石田徹也さんの絵が検索できますので、その世界観をぜひご覧ください。

gaogao
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石田徹也さんの画集についての雑談記事です。

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「石田徹也遺作集」について

石田徹也遺作集は、石田さんのインタビューの一部抜粋から始まって、90ページほど作品が掲載されています。本の帯には10年間の軌跡と書いてあるので全作品なのかも知れませんね。

遺作集ということで昔の人かと思うかも知れませんが、1973年生まれの方です。31歳という若さで亡くなっています。

この本の最後には石田さんと仕事で関わった方のインタビューがたくさん掲載されていました。

大学生の頃から(武蔵野美術大学)絵の独特な世界観がすごかったようで、若い頃からさまざまな賞を受賞しています。

石田徹也さんの年譜が最後にあります。

仕事で関わった方のインタビューにも書いていましたが、「存命であればたくさんの絵に出会えていただろう」と考えると本当に残念ですね。

悲しい雰囲気と独特な世界観

言葉にするればするほど陳腐になりそうですが、とにかくアクリル画のリアルタッチが美しいです。

あとはやはり独特な世界観ですね。これはもう絵を見てもらうしかないですが、ドキッとするような絵が結構あります。

どの作品にも石田さんによく似た人物が登場しますが、本人のインタビューでは「自分ではない」と書かれていました。いやいや、石田さんでしょ(笑)と思わずツッコミをいれずにはいられません。

孤独で悲しい。社会の歯車への恐怖・逃避・抗いを感じさせる。リアルで繊細で時には透明感ある絵は本当にすごいパワー。

本やジャケットに使われていたり

石田徹也さんの絵は小説のカバーに使われていたり、僕の大好きなバンド「eastern youth」のCDジャケットに使われていたりします。

アルバム「地球の裏から風が吹く」

Bitly

シングル「沸点36°C」

Bitly

eastern youthのジャケットに使われていたのは随分後に知ったんですが、eastern youthの音楽スタイルにもマッチしているので、知った時はめちゃ嬉しかったですね。