日頃はパッケージデザイン、チラシ、名刺、パンフレットなど印刷に使うデザインを仕事にしています。
今回はいつも仕事で使っている「飾り罫」素材をご紹介します。
正直言って新しい発見は無いと思いますが、一応現役のデザイナーが使っているという一例として、何かしら参考になれば嬉しいです。
デザイナーが日頃使っている「飾り罫」素材を紹介した記事です。
なんだかんだで結局は編集がしやすくて、ベーシックな飾り罫素材を使うことが多いです。
イラストAC
まずはWebサイトからダウンロードして使っている「飾り罫」素材をご紹介します。
ここ数年はイラストACの素材を使うことが多いです。
検索窓から「飾り罫」で検索するとズラッと検索結果が出てきます。
飾り罫に限らずイラストや写真もよく使っています。
有料で年間契約しているので、使わないともったいない気持ちも影響してメインで使っています。
無料でもダウンロードすることができます。（1日にダウンロードの制限があるようです）
素材の利用規約はどのサイトも同じような内容のものが多いです。ロゴでの使用は禁じられていますので（商標登録も不可）ご注意ください。ここ数年で流行しているNFTアートでの一部分での使用もできないようです。※ご使用にあたっては利用規約を確認いただければと思います。
無料の素材サイト
こちらもWebサイトからダウンロードして使用する飾り罫素材です。
イラストACが登場する前は、無料で素材を使用できて便利なのでよく使っていました。
フレームデザイン
フレームデザインは使いやすいフレームが多数あります。
他にも連携したサイトが複数あって、アイコンやシルエットイラストなど使いやすい素材がかなり揃っています。
イラストレーターで扱えるファイルもあるので使い勝手がいいです。
こちらも使用にあたっては使用規約をご確認ください。僕がよく使っていた頃に比べると少し変わっているようです。
フキダシデザイン
フキダシデザインというサイトもあります。
こちらは飾り罫というよりは「吹き出し」です。
一応フレームの一種でもあると思うので紹介してみました。
これだけパターンがあるといいですね。
SVGというファイルはイラストレーターでも扱えるので使いやすいです。
こちらも利用規約を要チェックです。
素材集の本を買う
最近は購入していないですが5年くらい前に購入した本と一緒に付属されている素材集をご紹介します。
飾り罫などの素材集は、汎用性の高さも素晴らしいですが、時代を問わず使い続けられる良さがあります。
デザイン素材×1000
この本は2016年版を購入しました。初版は2011年。やはり素材集の本は息が長いです。
今回3冊紹介しますが、この素材集を一番使っています。
オーソドックスな飾り罫が揃っていて非常に使いやすいです。オーナメントや円形・四角形のフレームが結構揃っています。
カリグラフィーと装飾模様の素材集
2017年発刊。
この素材集はエレガントな雰囲気の飾り罫が揃っています。
手描きの飾り罫も多いです。
個人的には植物系の（ツタのような）オーナメントが欲しかったので、ほとんどその理由だけで購入しました。
少しクセがありますが、女性向けの広告、チラシ、雑誌などに使いやすいと思います。
きれいな花と植物いっぱいの素材集
2016年発刊。
タイトルの通りですが、花のシンプルなイラストがたくさん揃っています。
花のシルエットの飾り罫や、背景などに使いやすいパターンも入っています。
最後の方にアイコンや植物（ツタのような）のオーナメントがあったので購入しました。
この素材集を購入した当時は、なぜかやたら「ツタのようなオーナメント」を求めていました。
以上3冊紹介しました。
何冊か購入しておけば仕事のスピードアップに一役買えると思います。
やはり本の方がパラパラめくって探せるので、圧倒的に検索しやすいですね。そういう意味合いでも使いやすいです。
フォントから拝借する
この方法は随分昔使っていた記憶があるので一応ご紹介します。
フォントにも飾り罫（主にオーナメント）のフォントがあったります。
僕が所有しているフォントの中から探してみました。
ちょっと貧乏くさい気もしますが、フォントをアウトライン化して飾り罫やイラスト、アイコンとして使えます。
一応こういう使い方もできなくはないということでご紹介しました。
フォントメーカーによって規約が違いますが、とりあえずロゴの一部などには使わない方が無難です。
まとめ
他にも飾り罫の素材は色々とありますが、僕がよく使っている物を紹介してみました。
デザイナーたるもの自分で全部オリジナルで作りたいのは山々ですが、飾り罫は難易度が高そうですし、いちいち作っている時間もなかったりします。
既成のデザインパーツをお金を払って使用することで、結果として依頼者に満足してもらえればそれで良いと思います。
仕事をする上ではスピードも非常に重要なので、こういった素材というのはやはりありがたいです。
何かしら参考になれば嬉しい限りです。
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