手書き文字を書くときは筆ペンを使うことが多いですが、細い文字を書くときは「爪楊枝(つまようじ)」を使ったりもします。
今回はつまようじを使った手書き文字の書き方や、どんな感じの文字を書けるかをご紹介します。
手書き文字のバリエーションの一つとしてご参考になればと思います。
手書き文字のいいところは「道具は何を使ってもいい」という点です。細い文字や小さい文字を書く時はつまようじいい感じです。
つまようじで書く文字の特徴と、文字の雰囲気
つまようじで書く時の道具
つまようじで文字を作る際の道具は、一般的な書道道具を使っています。
半紙、下敷き、硯、墨汁。全て100円ショップで買ったものです。
つまようじも割り箸に入っていたものを使っているので、お金がかからないのが素敵。
つまようじで書く文字の特徴について
つまようじは木が材質なので、柔らかい表現が難しく「硬質なイメージの文字」になりやすいです。
また、デメリットとして墨をあまり吸収できないので、都度、墨の補給が必要になります。
実際につまようじを使っていくつか文字を書いてみたのでご紹介していきます。
ホラー風の文字を書こうと思っていましたがうまくいかず。
四角や丸なども細い線で書けます。
つまようじでも線の強弱がつけられる
つまようじを少し寝かした状態(半紙に水平に近い角度)で書くことで、線を太くすることもできます。線の太さに限度はありますがある程度の強弱をつけられます。
線の細さを活かして素朴でナチュラルなロゴデザインにも
細くて手書き風の線が書けるので、素朴でナチュラル、下手ウマな文字も書きやすいです。
字を崩しまくって味のあるデザイン文字の制作に一役買えます。
まとめ
以上、つまようじで書く文字デザインについて色々と書いてみました。
筆文字や手書き文字の制作を始めて2年くらい経ちますが、まだまだ飽きずに楽しくやっています。
あまり深く考えずに、いいデザインを見て、真似してみようと思い立って、ちょっと書いてみる。文字のデザインにはそういう気楽に取り組める感じがあるので、個人的には合っていると思っています。
他にも新しい発見があればまたブログでご紹介していこうと思います。
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