チラシのデザイン参考書「失敗しないデザイン」初心者の方にも!

チラシのデザイン参考書「失敗しないデザイン」初心者の方にも!グラフィックデザイン
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平本久美子さんの「失敗しないデザイン」を読みました。

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2020年7月発行。

ノンデザイナーの方向けの参考書とのことです。
デザインをこれから学ぼうと考えている初心者の方にもおすすめの本です。

20年近くデザインの仕事をしている僕自身も、改めて勉強になりました。

この参考書はチラシのデザインについて書かれていますが、チラシ以外の広告デザインについてもベースの考え方はそう変わらないと思いますので、色々なデザインでも応用できそうです。

また、この本の一番良いところはノンデザイナー向けということもあって「ワードやエクセルでも十分効果のあるチラシが作れそう」という期待感がある点だと思います。

チラシのデザイン参考書「失敗しないデザイン」初心者の方にも!

この本ではデザインの素人の方が作成したデザインを、著者が修正して細かく改善点を説明してくれます。

修正後のデザインと見比べてみると一目瞭然で違いがわかります。

情報が整理されていること、パッと見ての情報の伝わりやすさ、このあたりの違いが特にわかりやすいです。

個人的に勉強になったところ

デザインする前にまず決めること

いきなりデザインに取り掛かりがちですが、まずはそのチラシを誰に向けて発信するのか、最終的にどういう行動を起こしてもらいたいのか、企画やコンセプトを決めることが重要とのこと。
「ターゲット」と「ゴール」を決めることが重要。

どうしてターゲットとゴールが必要なのか、わかりやすく言語化して説明してくれています。

デザインの仕事をしていると、言葉できちんと説明できるというスキルも重要で、そのあたりも非常に勉強になります。

枠で情報を囲みがち

これは僕自身もよくやっていました。
情報の塊を一つ一つわかりやすいように、ついつい枠で囲ってしまうんですよね。

枠ばかりになって非常に見づらくなります。

この本では情報の間にゆったりとスペースを設けて(スペースを枠にすること)読みやすくしています。
個人的には割と無意識でやっていましたが、改めて言葉で説明されると「なるほどなー!」と納得。

キャッチコピーの重要性

主語を「私」ではなく「あなた」にすること(ターゲットを主語に)で強いキャッチコピーに。

悩みを代弁するコピー。

これは個人的なメモとして。
キャッチコピーまでしっかり考えたことありませんでした(^◇^;)

まとめ

センスがなくてもデザインはできます。

実際、僕がデザイナーとして仕事ができているのはセンスではなくて、デザインのルールをある程度知っているからだと思っています。
ですので、ベースとなるルールを知っているだけで誰でも合格ラインのデザインはできると思っています。

この本ではデザインのビジュアル面についても書かれていますが(書体の選び方やジャンプ率など)、チラシの企画や内容、とにかくいかに効果のある広告を作れるかという点を重視しているように感じました。

僕自身この本を読んで、改めて「見た目だけでデザインしているなぁ」と感じました。
重要なデザインの効果(その先にもたらす幸せ)を置いてけぼりにしていました。

ノンデザイナーの方が上手に広告を作っていく社会になっていくと、僕のような凡人デザイナーの出る幕は無くなって困るんですが、そこは頑張るしかないですね…。

おすすめの一冊です。

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