デザインのレイアウトに悩む方、新しいアイデアが欲しくなった方は、ingectar-eさんの「最強構図 知ってたらデザインうまくなる。」が超おすすめです。
2023年1月発行。
僕は電子書籍で購入しましたが、デザインの参考書は紙の本がやっぱりいいですね。アナログの本の方がパラパラとめくって読めるメリットがでかい。
仕事で活用するという主旨は一応あるものの、どちらかというと趣味でデザインの参考書をよく購入しています。そんな中、「最強構図 知ってたらデザインうまくなる。」は今まで購入したレイアウトのデザイン参考書でナンバーワンにおすすめです。
本のボリュームもあるし内容も非常に濃厚。
今まで黄金比などのレイアウトについてきちんと考えてデザインすることはほとんどなかったんですが(あるまじき行為かも!?)この参考書を読んで以降、なるべく考えながら取り組むようになりました。(やっと今)
レイアウトの参考書「最強構図 知ってたらデザインうまくなる。」の内容についてざっくりと
「最強構図 知ってたらデザインうまくなる。」は黄金比など「美しい」と呼ばれる6つの構図を使って、デザインのコツやポイントを解説しています。
「なんとなく」ではなくて、エビデンスのある「構図」を使ってデザインすることで、根拠や説得力のあるデザインに仕上げること間違いなし!という参考書です。
バナーデザイン、SNSで使うデザイン、名刺やPOPなど、媒体ごとにチャプターが6つに分かれた内容になっています。
この参考書は作例の豊富さが魅力!
黄金比で作ったレイアウトを、内容は同じで他のレイアウトにも展開しているところは特に感動しました。
「同じ内容でもレイアウトが変わればこんなに印象が違うのか!」という感動。
真似したくなる構図ばかりです。
6つの構図を自分用に作って参考にしています
参考書にならって自分用にイラストレーターで6つの構図の元を作りました。このファイルは構図の参考用に保管して使っています。
それぞれの構図の枠線を、拡大・縮小してチラシや名刺などのデザインに定規的な役割で使っています。
下のデザインはパッケージデザインの初回の提案段階のものですが、黄金比を使って提案しました。(最終的なデザインは少し変更がありましたが)
デザインを提案する際に論理的に説明できるのも強みです。
まとめ
この本ではコラムのような文章もなく、ただただレイアウトの作例とデザインのポイントが入ったページがずらっと掲載されています。
そういう意味で、感想記事を書くにしてもあまり書けることがない ^^;
もう本当に本を見てもらうしかないという感じでしょうか。
とても素晴らしい参考書ですので、デザイン初心者からプロのデザイナーの方まで幅広くレイアウトの参考になる本だと思います。
ぜひチェックしてみてください。