【筆文字ロゴ】イラストレーターで判子(はんこ)を作る。その2。

イラストレーター
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イラストレーターを使って判子(はんこ)のデザインを作る「その2」です。

今回はタイトル画像のような判子のデザインの作り方をご紹介します。

今回の記事の内容

筆文字ロゴでよく使う判子(はんこ)の作り方「その2」です。

gaogao
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今回の方法も前回と同じく簡単に作れるので、デザインを始めたばかりの方でも使いやすいと思います。

【筆文字ロゴ】イラストレーターで判子(はんこ)を作る。その2。

創作で筆文字を書いたので、そこに判子を追加していこうと思います。

筆文字ロゴ

瓢箪みたいな形状の判子を作る

楕円形ツールで赤い円を作ります。
(shitキーを押しながら作ると正円ができます)

イラストレーターで判子を作る方法

そして、shiftキーとoptionキーを押しながら下へドラッグしてもう一つ円を作ります。
(Windowsはshiftキーとaltキー)

シフトキーをオプションキーで並行移動してコピー

二つの円を選択してパスファインダーパネルの「合体」をクリックします。

パフファインダーの合体

瓢箪っぽい形状が出来ました。

筆文字ロゴに追加する、判子(ハンコ)デザインの作り方

白い選択ツール(ダイレクト選択ツール)を使って、つながりの部分の角を丸くします。

白い選択ツールでポイントを丸くする

下の画像の水色の部分2つのポイントを選択します。
ポイントの付近にカーソルを近づけると「丸」の形状が表示されるのでそこをドラッグすると、角を丸くできます。

選択ツールでオブジェクトの角を丸くする

中央に文字を入れます。
今回はAdobeフォントの「マティス」を使いました。

他にも明朝体、隷書体、楷書体あたりだとうまくハマりやすいです。

イラストレーターで判子のデザインを作る

文字を選択した状態で、上部メニューの「効果」→「パスの変形」→「ラフ」をクリック。

イラストレーターの効果。パスの変形のラフを使う。

今回は下の画像のようなラフの数値にしています。

文字のサイズや書体によって効果の影響が違うのでその都度調整しています。

ラフの効果で文字にかすれた雰囲気を追加する

次に「効果」→「パス」→「パスのオフセット」をクリックします。

イラストレーターのパスのオフセットでかすれた雰囲気に

オフセットの数値を「-0.1」、角の形状を「ラウンド」、角の比率は「4」に。
この数値も文字のサイズや形状によって効果の印象が変わってくるので、都度調整しています。
あくまで参考程度にしてもらえればと思います。

イラストレーターのパスのオフセットで文字のかすれを表現

アピアランスパネルに「パスのオフセット」が追加されます。
「パスのオフセット」をクリックして選択。そしてパネル右下の「複製」ボタンをクリックします。

イラストレーターのパスのオフセットを重ねる

パスのオフセットが追加されます。
下のパスのオフセットはオフセットの数値を「0.1」にしました。

文字がかすれたような表現ができました。

パスのオフセットを重ねる

瓢箪型の線も少しかすれた感じにします。

文字のラフと同じくラフをかけます。
下のような数値でひとまず設定しました。

効果のラフを使って線をギザギザに

判子のサイズを調整して筆文字のロゴに追加しました。

これで完成です。

【筆文字ロゴ】イラストレーターを使ったハンコの作り方

同じ方法で他の形状も作ってみました

全く同じ方法で形状を変えて他にも作ってみました。

判子のデザインを色々と作ってみた

正方形の判子は下の画像のような書体、数値で作成しています。
作り方は先ほど説明した方法と全く同じです。
パスのオフセットの微調整が書体によって様々。割と難しいです。

イラストレーター。ハンコのデザインの作り方

中央の円形の判子も同じ方法で作っています。

イラストレーターを使ってハンコのデザインを作る。

右の判子は四角を二つ作って

ハンコの形状をつくる

中央に重ねて

イラストレーターではんこを作る

選択ツールで角を丸くして

パスファインダの合体

パスファインダパネルで合体

イラレのパスファインダ便利

文字を入れて作っています。

書体はモリサワフォントの「秀英にじみ明朝」を使ってみました。
書体自体がかすれた雰囲気なので、ラフの効果はかけずにパスのオフセットだけで作りました。

にじみのあるモリサワフォント

こんな感じで完成です。

【筆文字ロゴ】イラストレーターで判子デザインを作る。作り方。

さいごに書体について少し

今回は最後にちょっとだけ注意点を書きます。

今回作成した判子のデザインはロゴに付随したデザインになります。
つまり、ロゴとして依頼した方がまとめて商標登録する可能性も高いです。

デザイナー側として考慮しておきたいのは、商標登録できない書体があるという点です。
というよりは、商標登録できる書体の方が少ない印象です。(何かしら条件があったりします)

前回の判子の作り方でも書体はほとんどAdobeフォントを使っていました。
その理由はAdobeフォントは商標登録ができる数少ないフォントだからです。

一番良いのは自分で文字を作ることですが、なかなか手間をかけられないこともあると思います。

最初から商標登録できる書体を使うのは安全ですが、商標登録しない場合は基本的にはどの書体も使えます。事前に依頼者に商標登録する予定があるかどうか聞いてみて作るというやり方が良いと思います。

Adobeフォントに関しては記事を書いていますので、気になる方はチェックしてみてください。
正確にはフォンツですね ^^;

ちなみに、モリサワフォントは2022年10月に「Morisawa Fonts」をリリースするそうです。
このフォントセットも商標登録できるらしい。
これはかなり朗報ですが、年間6万円くらいするフォントなので気軽におすすめできないのが悩ましい。

以上となります。
何かしら参考になる部分があれば嬉しい限りです。

判子の作り方「その1」は下の記事になります↓