「デザインを誰かに依頼したい」「頼れるデザイナーを探している」、そんな方におすすめなのがLANCERS(ランサーズ)です。
ランサーズはWEBサイト上で様々な仕事の依頼ができます。
サイトの登録は無料です↓

僕はランサーズで仕事を受ける側で、2013年から利用しているフリーランスのデザイナーです。
10年以上サイトを使い続けてきて(現在13年目)、依頼側の視点で見てもランサーズがおすすめだと実感しています。実際に何度かランサーズで依頼側として利用したこともあります。
今回は
- ランサーズがおすすめの理由
- ランサーズでの依頼方法
- ランサーズを利用する上での注意点
- ランサーズでトラブルが起きた時の対処法
上記の4つの項目に分けて解説したいと思います。
少々長いので気になるところだけ読んでいただいて、大まかにどんなサービスか伝われば嬉しい限りです。

ランサーズの特徴や利用方法に関することがメインなので、デザイン以外の依頼でも参考になると思います。
10年以上利用してみて分かった。ランサーズがおすすめな理由。
高度なスキルを持っていたり、経験豊富なデザイナーが多い
ランサーズはWebサイト上で仕事を依頼できるので、全国から要望を満たせるデザイナーを選べるのが魅力です。
ランサーズのような、いわゆるクラウドソーシングサイトは他にも複数ありますが、他のサイトに比べて大きな企業の依頼が多いです。個人より法人の依頼が多め。※これは個人的な体感ですが、よく利用している人ほどそう感じると思います。
これはつまり、依頼を受けるデザイナー側もそれなりのスキル・経験が必要なので、必然的に経験豊富な人材が集まって利用しているとも言えます。
実際に2回ほど依頼側で募集をかけたことがあったのですが、非常に満足の行く仕上がりでした。(イラストのコンペで依頼しました)
サイトの信頼感が高い
ランサーズは、ランサーズ運営にお金(報酬)を一旦預けて(仮払いや、エスクローと呼ばれています)、仕事が完了したら報酬を支払いする(ランサーズからデザイナーへ支払い)というシステムです。
このシステムのおかげで、お金に関するトラブルを回避しやすいのが特徴です。
これは他のクラウドソーシングサイトでもだいたい同じ方式を取っています。
特にランサーズでは常に悪質な利用者を排除するように監視・改善を続けています。
僕は依頼を受ける側ですが、詐欺のような案件も近年よく見かけるようになりました。そういう依頼や利用者のチェックを運営が常にしています。ランサーズのウェブサイト上でも注意喚起が常に成されていますし、毎月ニュースリリースで報告がされています。
こういうサイト運営での品質管理の徹底は、サイトを利用する側としてはやはり安心感があります。
ランサーズでの仕事の依頼方法
ランサーズでの依頼方法は大きく2つあります。
「コンペ形式」と「プロジェクト形式」です。※アンケートを募るような「タスク形式」もありますが、ここでは省略しています。
それぞれの違い、特徴を書きます。
コンペ形式
コンペ形式とは?また、その注意点。
コンペ形式は、コンペティション、いわゆる公募形式です。
デザインであれば、デザイナーは依頼内容を踏まえて実際にデザイン・制作したものをコンペの依頼に提案します。依頼側はその中から採用する、という形式です。
デザインを依頼する側にとっては、複数のデザインが見れるのが最大のメリットです。
僕自身、コンペ形式に長年参加していますが、依頼をかけてすぐはなかなか提案が集まらない傾向にあります。あえて期限ギリギリまで待って応募する方もいますので、すぐに集まらなくても焦らずに待ってみてください。
募集中に途中から追加で依頼側の要望が増えることも多々あるので、早めに提案した作品が場合によっては無駄になることもあり、そういうのを避けるために、あえて少し待ちながら提案する方もいます。
コンペ形式のデメリット
デメリットらしいデメリットはほぼ無いですが、僕がクライアントから聞いた話を書きます。
コンペ形式で採用されて、その後はプロジェクト形式で依頼をいただいている方から聞いた話ですが、「コンペ形式は複数案を見れるのはメリットだが、真剣に作ったものが少ないからもうコンペでの依頼はしない」という話でした。コンペ形式は選ばれるのが基本的に1人だけなので、提案する側はなかなか全てに全力を出せないこともあります。数うちゃ当たる戦法で、クオリティを重視せずに手当たり次第に応募する人もいますので、そういう感想に至ったのかも知れません。
一応、上記のようなデメリット(デメリットと言えるほどでもないと思います)もありますが、グラフィックデザイン、WEBデザインなど、ビジュアルで見れる依頼は、コンペ形式は悪くないと思います。
コンペ形式は3種類
ランサーズのコンペ形式には3種類あります。
料金を追加することで非公開にすることも可能です。
簡単に3つの特徴について書きます。
- 通常のコンペ(オープンコンペ)…参加側も依頼側も誰でも提案を見ることができるコンペ。依頼が終わった後も見ることができます。追加料金無しの形式ですが、参加側も他の提案が見れるので模倣される(パクリ)可能性があり、応募に躊躇する方も。僕自身もオープンコンペはあまり参加しないようにしています。
- 非公開オプション…コンペ形式に非公開オプションを追加することで、募集中は提案を非公開にできます。依頼側はもちろん全て見れますが、応募側は自分の提案しか見ることができません。コンペ終了後に公開されます。
- 完全非公開オプション…完全非公開オプションは3つの中で一番追加料金が高いですが、募集中も募集が終わった後も完全に非公開にできます。応募側も自分の提案しか見れません。
ランサーズではかなり多くのコンペが非公開で依頼されているので、提案側は特に参加しやすいです。この点は他のクラウドソーシングと比べても特徴的です。
生成AIの提案が多くなっているのでご注意ください
特にここ半年〜1年くらいは、コンペでも「生成AI」で作った提案が多くなっています。
コンペ依頼時に「生成AIの使用の有無」のチェック項目がありますので、生成AIを使わないで欲しい場合はNGの設定にしておくと良いです。
デザイナーとして危惧するのは、特に印刷に関するデザインの場合です。
生成AIで作ったデザインは画像1枚のことがほとんどで、印刷に使用するには解像度が足りなかったり(印刷が粗くなります)、RGBからCMYKにしないといけないので色が変わったり。また、トンボや塗り足しが必要になるので、そういう対応ができない可能性が高いです。
デザイナーではない方が生成AIを使って提案して、印刷に関する知識などを持ち合わせてないというパターンもありそうです。
印刷に関するデザインの場合は、イラストレーターというアプリケーションを使って印刷会社へ入稿することがほとんどですので、納品のファイル形式も「ai形式(イラストレーター)」にしておくと、上記のような懸念が回避できると思います。
コンペの採用をする前に、印刷に適したファイル形式でデザインファイルを納品できるか、聞いておくと安心だと思います。ランサーズでは制作者のプロフィールを見ることができますが、プロフィールを見ただけではなかなか判断しづらいですしね。
生成AIについては著作権の問題などもあり(話が複雑になるので割愛しますが)、可能であれば生成AIを使わない提案を募集した方が無難だと思います。
プロジェクト形式
ランサーズで依頼できる形式の2つ目は「プロジェクト形式」です。
コンペ以外は基本的に全てプロジェクト形式になります。
プロジェクト形式は、見積もり・スケジュール・実績などを確認して契約する形式です。
いわゆる世間一般的な仕事のやり取りの形式です。
コンペ形式はどちらかと言うと、少し特殊な仕事の依頼方法です。
プロジェクト形式は、仕事を受注する側としては、直接依頼を頂けますし、確実に報酬を頂ける(きちんと仕事が完了すれば)のでありがたいです。
プロジェクト形式の依頼方法1:検索してメッセージを送る
プロジェクト形式の依頼方法その1。
ランサーズのサイト内で検索をかけて、良さそうな人を見つけたらその人のプロフィールページからメッセージを送って、プロジェクト形式で契約を結ぶ、という方法です。
実績数、ポートフォリオ(制作例)、評価などを確認して、まずはメッセージから相談してみてください。
下の画像のように、PCであれば左上のメニューの「プロを探す」からジャンル別に検索をかけることができます。

プロジェクト形式の依頼方法2:プロジェクト形式で募集をかける
プロジェクト形式の依頼方法その2。
コンペ形式のようにプロジェクト形式も募集をかけることができます。
依頼内容、スケジュール、予算などを設定して募集をかけ、集まった提案の中から選ぶ、という方式です。
プロジェクト形式なので、あくまで、予算・スケジュール・実績から選ぶ、という形になります。
「簡単なものでもいいから作ったものを提出してほしい」という要望はNGになります。これはプロジェクト形式全般に言えることです。
プロジェクト形式の依頼方法3:パッケージから購入する
プロジェクト形式の依頼方法その3。
近年はデザイナーが販売しているパッケージから購入する、という形で依頼される方も多くなっています。
デザイナーが自分の得意なことを販売しているので、料金・スケジュール・実績を見ながら購入して契約する形です。
パッケージで購入する場合も、購入する前にまずはメッセージを送って相談しておくと安心です。
プロジェクト形式での注意点
プロジェクト形式は仮払い(エスクロー)が行われた後に、受注側が仕事を開始できます。
仮払いの意味ですが「一旦ランサーズ運営にお金を預けること」です。
仮払いをしないと制作に取りかかれない、という点だけでも知っておくと、やりとりがスムーズだと思います。
必読!デザイナーを選ぶ際の注意点
ランサーズでデザイナーを選ぶ際の注意点についてご紹介します。
評価をチェック
受注側(ランサー)のプロフィールから、過去の実績や評価を見ることができます。
下の画像は僕のプロフィールページですが、「実績・評価」という項目から過去に仕事した評価を見ることができます。過去の仕事を全てさかのぼって見れるので、気になった方がいたらチェックしてみてください。

ここで極端に評価が低かったり、依頼側のコメントで揉めているようでしたら、一旦、採用を考え直した方がいいかも知れません。
スキルが高くても、結局は人と人のやり取りなので、きちんとした対応ができるか、音信不通にならないか、マメに連絡が取れるかなど信頼感も大事です。言葉遣いが荒い方もやはり仕事をしづらいと思います。
コンペ形式の場合も評価をチェックしておくと安心だと思いますが、プロジェクト形式で依頼をする方は特に要チェックです。
ランサーズ相談室をチェックするのもおすすめ
海外の方で何度か見かけたのですが、自演で評価を高くしている方もいるようです。(デザイナーでは少ないかも知れません)
依頼用の別アカウントを作って、何百円単位の安い依頼で契約。自演で評価を高くして信頼感を高めるという方法です。
ざっくりとですが評価のページで契約金額も見れるので、何百円単位の安い契約が10件以上続いているようなアカウントはご注意ください。
特にこういうアカウントはシステム開発などの高額な報酬を目当てにしています。途中から音信不通になったり、無茶苦茶な言い分で仕事をせずに報酬だけ得ようとすることがありますのでご注意ください。高額な仕事を受注するはずなのに、評価をみると何百円の契約が続いてる。この時点でやはり疑問が出てきます。
とは言え、ここ数年はあまり見なくなりました。ランサーズ運営で何かしら対策をしている可能性はあります。念の為、ご注意ください。
ランサーズでは相談室というページがあり、そういった詐欺被害にあった方の相談が見れます。全てに目を通すのはなかなか難しいと思いますが、一応こういう場所があることを知っておくと便利です。
ランサーズでトラブルが起こった時の対処法
ランサーズでトラブルが起きた際の対処法を2つご紹介します。
一つは連絡が取れなくなった場合、もう一つはサポートへの連絡先です(連絡先が分かりにくいので)。
なお、ランサーズはあくまで仲介業者なので、両者間で起こったトラブルの責任は負えないことがほとんどです。
連絡催促申請を使う
ランサーズで取引している相手と連絡が取れなくなった場合は、「連絡催促申請」をすることで、仮払いの金額が返金されます。詳しくは下のリンク先に記載があります↓

「連絡催促申請」をどこからするかは下のリンク先を参考にしてください。プロジェクト形式とパッケージとで表示場所が違うようなので、わからない場合はチェックしてみてください↓

ランサーズの運営にメールで相談
その他、詐欺のような対応を受けたり、通常の仕事のやり取り以外のトラブルなどがあれば、ランサーズのサポートへお問合せしてみてください。

土日を挟んだり、祝日は対応していないので、メールの返信が遅いと感じても週末でないか確認して、少し待ってみてください。
僕自身は何度かサポートへメールを送ったことがありますが、平日だったこともあり、ほとんどの場合は当日に返信がありました。遅くても翌日という感じです。
まとめ
長くなりましたが、一通りランサーズでの依頼方法や注意事項を書いてみました。
気になった方はランサーズのサイトをチェックしてみてください↓




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