イラストレーター(Adobe Illustrator)のインデント(字下げ)を使って箇条書きを綺麗にまとめる方法を書きます。
インデントとは「2行目以降の文章の開始位置を1文字字下げする」ことです。字下げすることで長い文章でもすっきりとまとまって読みやすくなります。
チラシやパンフレットのデザインではよく使う便利機能です。
インデントに関連して僕が最近知った「段落の間隔を広くする方法」もご紹介します。
僕が最近発見したイラストレーターのちょい技みたいな内容です。あくまで僕が知らなかったことなので、最新情報でもありません ^^;
イラストレーターのインデントを使って箇条書きを読みやすくする方法
サンプルとして下のような文章を作成しました。3つの段落の箇条書きです。
「段落ウィンドウ」を確認すると、文章が「左揃え」になっています(初期設定で文章を入力すると左揃えになっています)。「左揃え」は文字ボックスの右端が揃わないので、見た目が綺麗とは言い難いです。
段落ウィンドウから、「均等配置(最終行左揃え)」のアイコンをクリックして両端を揃えます。
次にインデント(字下げ)設定をします。下の画像の右の赤枠内「左インデント」のアイコンから12ptと入力しました。今回のサンプルの文字サイズが12ポイントなので、1文字分スペースを開けるために12ポイントを入力しています。全体的に1文字分のスペースが左にできました。
段落の1行目だけ左端に寄せたいので、「1行目左インデント」の部分で-12ptと入力しました。下の画像のように段落の2行目以降だけ1文字分のスペースができ、箇条書きが読みやすくなりました。
段落ウィンドウの「段落前のアキ」を使って段落間のスペースを調整する
段落の間隔が狭く文字が読みづらいので、段落間のスペースを調整していきます。(この方法を最近発見して個人的に興奮しました)
段落ウィンドウの右上にある3つの横棒のアイコンから「オプションを表示」をクリックします。
段落ウィンドウが下に広がってオプションが追加されます。
「段落前のアキ」アイコンに20ptと入力して(数値は任意)段落間のスペースを広げました。
箇条書きが段落ごとに綺麗に別れてスッキリと読みやすくなりました。これで完成です。
ちなみに、以前までは段落間のスペースの調整方法を知らなかったので、段落ごとに文字ボックスを分けて下の画像のように3つ並べて対処していました。一応これでもいいんですが、段落間のスペース調整が面倒ですし、何かの拍子で一つの段落だけ少し移動してしまってズレるという心配もあります。
まとめ
イラストレーターやフォトショップの使い方はまだまだ知らないことが多いです。
そんな中でちょっとした設定を発見することがあって(今回で言うと段落間のスペースを空ける方法)、「なんでこれ今まで知らんかったんだろ…」とちょっと悔しいような嬉しいような気分になります。
そんなちょい技も含めて今後もブログで書いていこうと思います。
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