以前の記事でホラー系のフォントをご紹介していましたが、今回は「英語」フォントバージョンです。
前回と同じく有料のフォント(モリサワフォント、Adobe Fonts)と、無料フォント(Canva、デザインAC)に分けてご紹介していきます。
ホラー、スプラッター、異世界風の雰囲気を出したい時に是非使ってみてください。
この記事を書くために海外のホラー映画のポスターを検索して参考にしました。仕事ではほぼ使わないフォントばかりですが、こういうフォントを使う仕事もやってみたいな〜。
怖い雰囲気・ホラー系におすすめの英語(欧文)フォント
まずは有料のホラー風フォントをご紹介します。
モリサワフォントとAdobe Fontsの2つになります。
有料フォント(英語版ホラー風フォント)
モリサワフォント(Morisawa Fonts)
モリサワフォントは汎用性が高く綺麗なフォントが揃っています。
少し高額ではありますがプロのデザインの現場では必須と言っても過言ではないクオリティの高いフォントです。
今回の記事を書くにあたってホラー系の英語フォントを探してみたんですが、「そもそもモリサワフォントは英文フォントが少ない」ということに気づきました ^^; 和文フォントはかなり豊富ですが今回は少し出番が少ないようです。
ということで、英語フォントではなく和文フォントでのご紹介になります。
「RoTB古印体」はホラー系のYouTubeのサムネイルやテロップ、バナーなどでよく見かけます。
「月下香」というフォントもホラーに使えそうな雰囲気はありますがちょっと微妙かも。残りの3書体も使えなくはないですがポップ寄りですね。
モリサワフォントはオーソドックスで整った和文フォントが多く、ホラーな雰囲気で特徴的な英語フォントはほとんどありませんでした。
今回選んだ5書体はなんとか特徴的なものをひねり出してみた、という感じはあります。
ちなみに、モリサワフォントを契約すると下の画像のような分厚めの本が届きます。使えるフォント2000フォント以上がずらっと掲載されています。パソコン画面で探すよりパラパラとめくって探せるので便利です。ホラー系フォントがなかなか見つからずこの本を参考にして探しました。
モリサワフォントが気になった方は過去に契約方法の記事を書いていますので参考にしてみてください。最初の2年までは割引価格で購入できます↓
アドビフォント(Adobe Fonts)
アドビフォント(Adobe Fonts)はイラストレーターやフォトショップなどのアプリケーションを有料契約していれば使えるフォントセットです。
英語のフォントが豊富なので嬉しい。
今回のお題目のホラー風のフォントも複数見つかりました。その中からいくつかご紹介します。
「Battery Park」はバイオハザードのタイトルっぽい感じがあります。他のフォントも文字のかすれや、ひっかき傷のようなテクスチャが印象的。一つ一つの文字サイズがまばらなフォントも怖い雰囲気を出すのに一役買っています。
「Shlop Regular」はドロっと溶けているような雰囲気のフォント。ゾンビやスプラッター系のホラーの雰囲気に使えそうです。右側のフォントは細めのかすれの入ったフォントを選んでみました。「BMX Radical」というフォントもいい感じです。
「Exocet OTCECY」はなんかこうドラキュラを彷彿とさせるフォントです。「Carol Gothic」のようなゴシックフォントもホラー系のタイトルに使われていますね。他にも手書き風のフォントや、黒ベタが自動で入るフォントも怖い感じがあったので選んでみました。
以上、他にもたくさんありましたが特徴的なものを選んでご紹介しました。
ちなみにAdobeフォントはAdobeのWebサイト上でフォント使えるようにするシステムです。サイト画面の「タグ」という項目に「ホラー」がありますので、ここから探してみると楽に見つかります。
Adobe Fontsの詳しいことは過去に記事を書いていますので参考にしてみてください↓
無料フォント(英語版ホラー風フォント)
次に無料の英語(欧文)フォントでホラー風なフォントをご紹介します。
「Canva」というアプリケーションの無料バージョンと、Webブラウザ上で無料で使える「デザインAC」のフォントをご紹介します。
デザインAC
デザインACの方が圧倒的にホラー風のフォントが少なかったので先にご紹介します。
「hakidame」は和文フォントですが英語もいい感じですね。「CREEPSTER」「NOSIFER」はスプラッター系の雰囲気にピッタリ。「East Sea Dokdo」は手書き風でホラーにも使いやすそうです。「Unifraftrur Maguntia」はゴシック系の代表として選んでみました。
デザインACはWebブラウザ上で無料で使えるので、パソコンが無い方でもスマホやタブレットで使えるのが利点です。
デザインACの簡単な使い方は過去に記事を書いていますので、気になった方はチェックしてみてください↓
Canva
近年はCanvaを使ってデザインを作る方も増えているようです。
YouTubeのサムネイルや、SNSなどの画像をデザインする際には非常に便利なアプリケーションです。
僕は有料契約をしていないので、無料で使えるフォントの中から英語のホラー風フォントを選んでみました。
「Canva」で検索するとアプリケーションがヒットしますのでダウンロードしてみてください。もしくはパソコンのWebブラウザでも利用できます。
「Edo」「Gellatio」は文字のかすれ、手書き風のフォントがホラーな雰囲気に合いそうです。残りの3つも使いやすそうです。
「Butcherman」「Charu Chandan」はわかりやすくホラー向け。ハロウィンでも使えそう。「Homemade apple」のような筆記体もホラーに使いやすいフォントです。
「Inlander texture」「Rubic dirt」も文字のかすれた感じがホラーに使いやすそうです。「Drnnken Hour」は怪文書みたいな継ぎはぎ風のフォントでこちらもホラーの雰囲気に合うと思います。「Mokoto glitch2」は異世界風のイメージに。
その他にも気になったフォントたちです。どれもホラーにピッタリなフォントです。
Canvaを使ってデザインを作ったことがあります。最初に驚いたのは「フォントの豊富さ」です。無料でもかなりたくさんのフォントが使えます。(有料契約するとさらに使えるフォントが増えます)
以前にCanvaを使って名刺デザインを作った記事があります。Canvaの簡単な使い方を書いているのでチェックしてみてください↓
まとめ
最後にこの記事のタイトル画像を今回ご紹介したフォントを使って作ってみました。
写真AC・イラストACの画像をPhotoshopで合成して作っています。
デザインがわからなくても、フォントを使うだけで割と簡単にホラー風の演出ができます。
CanvaやデザインACは無料で使えます。カジュアルに楽しみながらデザインできる良い時代になってきました。ぜひ使ってみてください。
和文フォントバージョンの記事はこちら↓
イラストレーターを使ったホラー演出の記事もあります↓
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