2022年4月から筆文字のロゴデザイン制作を始めました。
我流で制作していますが、想像しているような字を書けずに苦労しています。
そんな中でもごく稀にちょっとはまともなデザインができる時もあります。
今回は載せれそうな筆文字のロゴを掲載してみようと思います。
それと、使っている道具についても書いています。
墨液を出しすぎて残ってしまうことが多いんですが、その時はグッズ用の作品を作るようにしています。
作ったもの、道具について
まずは制作したロゴを掲載します。
制作した筆文字のロゴ
最初は見せられるものではない程ひどかったですが、練習してなんとかこれくらいという感じです。
Instagramでも毎日投稿中ですので、チェックしてもらえると嬉しい限りです。
使用している道具
筆文字の制作で使用している道具をご紹介します。
普通の書道道具とほぼ同じです。
現在は技量も無いので、書きやすい筆ペンをメインで使用しています。
- 墨液(100円ショップ)
- 半紙(100円ショップ)
- 下に敷く黒いやつ(100円ショップ)
- 硯(100円ショップ)
- 筆(文房具屋さんで600円くらいで購入)何本かさらに太いものもありますが使いこなせず。
- 筆ペン
- 筆ペンの補充インク
上記の写真にありませんが、細い文字はゼブラのマッキーを使っています
筆ペンは文房具屋さんに行って、ひとまず最初なので安くてカートリッジが使えるものを選びました。
一応、下記にamazonのリンクを貼っておきます。
筆ペンも色々と種類がありますが、この商品は定番のやつです。
いいなと思ったロゴを真似して練習したりもしていますが、これが結構難しい。
筆ペンのような小さい筆だと、勢いや表現の幅に限度があるような気がします。
筆を2本持って書いたり、どでかい筆で書いている人もいて、いろいろな書き方がありそう。
制作の手順をざっくりと
半紙に書いた文字をスマホのカメラで撮影してパソコンへ送ります。
フォトショップでパスを作成。パスをイラストレーターに持っていく。
文字の大きさや角度を調整して完成という流れです。
細かい手順を下記の記事で書いていますので、気になる方はチェックしてみてください↓
余談
僕が20代前半の頃に働いていた広告代理店では、デザイナーチームに60歳を超えたデザイナーがいらっしゃいました。
PCは全く使えず、パソコンでの仕事が必要な場合は僕たちに手書きのラフ案で指示するという方法で仕事をしていました。
手書きの筆文字をコピー機でコピーして、一文字ずつ切って無地の紙に貼り付ける。
文字のサイズ調整はコピー機で縮小拡大機能で調整。最後に文字を貼り付けた紙を1枚の紙でコピーして完成。
アナログ作業のみでデザインしていく様はまさに職人でした。
お店の建物(外観)のデザインも手書きのイラストで描いてプレゼンしていました。
僕にとってはこういう仕事をしたいと心のどこかで思っていて、今さら少しでも近づこうとして、アナログな筆文字制作を始めています。
手作りの暖かい表現はなかなかAIにはできないので、廃れにくく長く生きるスキルだと感じています。
さいごに
まだ始めたばかりで試行錯誤の真っ最中。
何かしらコツみたいなものを発見できた際にはこのブログで紹介していこうと思います。
ずっとパソコンの前で仕事をしているので、パソコンの机から離れて別の机で字を書くという作業は、なんとなく健康な感じがします。
文字を書いていると気分転換にもなりますし、心が穏やかになるというか、なんかいい。
とか言いつつ、もしかすると半年後には辞めてる可能性もあるので、その際はまた記事を更新してお伝えします。