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Macで電子書籍の販売に必要な「EPUB」のファイルが作れます

Mac、iPhone、iPadで電子書籍の販売に必要な「EPUB」のファイルが作れます。個人出版をしたい方は必見です。 Macのこと色々
この記事は約5分で読めます。

パソコンのMacや、iPhone、iPadがあれば、電子書籍のファイル形式「EPUB」を書き出せます。

MacやiPhone、iPadに標準装備されているアプリケーション「Pages」で、電子書籍の表紙から内容まで全て作成が可能です。

最終的にEPUB形式でファイルを書き出して→出版という流れです。

この記事では「MacでEPUB形式のファイルが作れますよ!」と伝えたかったので、これで言いたいことは終わりですが、せっかくですので「Pages」を使ってEPUBに書き出すまでをご紹介したいと思います。

※Pagesの具体的な使い方や、出版方法については書いておりませんのでご了承ください。

また、出版に関して資金の悩みがある方に「Publish」というサービスもおすすめです。出版専門のクラウドファンディングサービスです。記事の最後にご紹介していますのでチェックしてみてください。

gaogao
gaogao

数年前にKindleで電子書籍の出版を考えたことがありました。当時は電子書籍に必要なファイル形式がよくわからなかったので断念していました。まさかMacに標準装備されているアプリで作成できるとは思いもよりませんでした。

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パソコンのMacの「Pages」を使ってEPUB形式を書き出す方法

まずはパソコンのMacを使ってEPUB形式のファイルを作成する方法をご紹介します。

僕が所有している古めのiMacを使っています。

「Launchpad」から「Pages」アプリをクリックして起動します。※Launchpadはパソコン画面の最下部やサイド(設定によって違いますが)にカーソルを持っていくとひょっこりと出てくるメニューの中にあります。

iMacにあるPagesを起動する

Pagesが見つからない場合は、ハードディスク内にある「アプリケーション」フォルダにPagesがありますので確認してみてください。

iMacにあるPagesアプリを使って電子書籍を作成する方法

Pagesを起動すると下の画像のような画面が表示されます。

Pagesはさまざまなレイアウトで本がくれます。

様々なテンプレートがありますが、電子書籍用のテンプレートがありますのでここから編集して作成すると楽です。もちろん1から自分流に作ることもできます。

Pagesのテンプレートを使って本をレイアウトする方法

テンプレートを1つ選んで開いてみました。

Pagesのテンプレートは様々あります。

表紙も編集できますし、中身の文字、レイアウトの編集も可能です。これ結構すごいですよね。こんなに簡単に自分の本が作れるなんて驚きです。

Pagesのテンプレートを使うと本の作成が楽ちん

本が完成したら最後にEPUB形式にします。

Pagesの上部メニューから「ファイル」→「書き出す」→「EPUB」をクリックします。

PagesでEPUB形式のファイルを書き出す方法

下の画像のようなウィンドウが表示されます。

表紙の有無の選択などの設定ができます。基本的にはデフォルト(初期設定)のままで大丈夫ですが、1点だけ重要なのがレイアウトです。

レイアウトで「リフロー型」と「固定レイアウト型」を選べます。

EPUBファイルはリフロー型と固定レイアウト型があります。

リフロー型は小説を書く方向けのレイアウトです。

固定レイアウト型はどの端末でもレイアウトが固定されます。

電子書籍を購入したことがある方はわかりやすいと思いますが、電子書籍は端末側で文字のサイズを変更できます。リフロー型の場合は文字サイズの変更が可能で、文字を大きくすれば1ページの文字数は少なくなり、ページ数が増えます。固定レイアウト型は1ページのレイアウトが固定なので文字サイズの変更はできず、画面をスワイプして拡大するしかありません。

電子書籍の場合は図解が余程多いか漫画がメインの方以外は、リフロー型を選択するのがおすすめです。

iPhoneやiPadの「Pages」を使ってEPUB形式を書き出す方法

iPhoneやiPadにもPagesは標準装備されています。使い方は先ほどご紹介したMacと全く同じです。

パソコンがなくてもPagesがあれば個人出版が可能。これすごい。

ここではiPhoneを使ってご説明します。

ホーム画面にある「Pages」アプリをタッチして起動。Pagesのアプリが起動します。

右上の「+」マークをタップ。

iPhoneやiPadにもPagesは標準装備されています。

ここではテンプレートを選びます。1から自分で自由に書くことももちろん可能です。

iPhoneのPagesで電子書籍を作成する方法

本の内容が書き終わったら、右上にある「…」マークをタップして「書き出し」→「EPUB」でEPUB形式のファイルが作成されます。

iPhoneのPagesで電子書籍用のEPUB形式のファイルを書き出す方法。

(補足として)表紙デザインについて

Pagesでは表紙のデザインも制作可能です。写真を入れたりイラストを入れたりなどの編集ができます。

ただ、デザインをメインにしたアプリケーションではないので、複雑なことや高度なことはできません。

「デザインAC」というサイトでは電子書籍の表紙が無料で作れます。以前記事にしていますのでチェックしてみてください(電子書籍の表紙の作り方ではないですが使い方は同じです)↓

また、近年よく耳にする「Canva」というアプリケーションも便利です。こちらも無料で使えるアプリケーションです。Canvaについても記事に書いていますのでチェックしてみてください(名刺の作り方の記事ですが使い方は表紙作成でも同じです)↓

電子書籍の表紙はプロのデザイナーに任せたい、という方は私がココナラでデザインを承っていますので選択肢の一つとして…↓

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まとめ

以上、Pagesで電子書籍が作れるということと、出版に関する資金援助を募れる「Publish」について書きました。

Pagesを使えば個人出版のハードルも低くなりそうですね。

出版はしたいけど色々と面倒そうだし金銭面も心配、という方は「Publish」を覗いてみてください。