ランサーズのコンペに応募して5年。その感想。

ランサーズのコンペに応募して5年。その感想。クラウドソーシング
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ランサーズのコンペ活動をして5年目になります。
今回はランサーズのコンペについて書いてみたいと思います。

ランサーズのコンペに応募して5年。その感想。

一言で言うと、正直しんどいです。
実を言うとここ1〜2年はそこまで精力的にコンペに参加していません。

僕が参加しているコンペは

  • グラフィックデザイン分野のコンペ(webデザインできません)
  • 特にパッケージデザインをメインに応募
  • チラシや名刺、その他の印刷用のグラフィックデザインも時々応募

上記のようなコンペになります。

ここ最近は、本当に気が向いた時しかやっていません。
採用率も5%くらいです。いや、5%もないかも…。
そんな僕でも、他の採用者の作品を多く見てきましたので、ある程度採用される作品の傾向がわかって来たように思います。

コンペで採用されやすい応募について

クオリティが圧倒的に高い

一目見て他の応募者とクオリティが圧倒的に違う場合は、多くの場合採用されていることが多いです。クオリティが高いと言うのは少し曖昧な表現ですが、手が込んでいる、作り込まれている、素材をそのまま使ったデザインではなく、依頼の意図を組んで考えられたオリジナリティを感じる作品です。

1つのコンペに複数案(3案くらい)提案している

複数のクオリティの高いデザインを、トーンやイメージを変えて提案している。これも採用率が高いように思います。依頼側としても何パターンも提案してくれると嬉しいでしょうし、頑張ってくれていると言う感情に訴える部分も少なからずありそうです。

ロジカルな説明付きの提案

どうしてこのデザインになったのか、ロジカルに言葉で説明できるデザインは説得力があります。最初の「クオリティが高い」に近いですが、パッと見て何だろこれ?と思うデザインでも、なるほどそう言う意図があるのかと納得させるロジカルに説明された提案は採用されることが多いです。きちんと言語化されたデザインは好き嫌い関係なく説得力がありますし、プレゼンでは重要なようです。

モックアップも一緒に提案

なんだかんだでモックアップはあったほうが採用されやすいです。

モックアップと言うのは「外見を実物そっくりに似せて作られた模型のこと」みたいな意味です。例えば看板のデザインなら実際の看板の写真にデザインを合成して、実物に近づけたビジュアルを作ると言うことです。ロゴデザインのコンペなどではこのモックアップも一緒に提案している人がほとんどです。

だいたい上記のような部分がコンペにおいてのポイントかなと思います。

ただこれは割と当たり前のことだとも思います。
例えばですが、お客様から直接依頼が来たら多くの場合は上記のように提案すると思います。

粘り強さが大事

クラウドソーシングのコンペはだいたい3〜5万円の価格のコンペが多く、一般的に言ってもデザイン料金は安いです。尚且つ提案したからと言って報酬が確定していないので、他の依頼にも多く提案したいと言う気持ちもあり、手を抜いてしまいがちです。
一つの依頼には時間をかけずに多くの依頼に応募する。ここがある種、落とし穴と言うか勝負の分かれ目のような気がしています。
数打てば当たる作戦はあまり成功しません。(僕自身も1日3件の依頼に応募すると言うことを1ヶ月試したことがありますが、ノーヒットでした)

つまり、コンペに勝つなら全力で作品を作れ!!と言うことになります。

コンペ活動の継続で一番しんどいのは、この気持ちの部分でしょうか。お金になるかわからない仕事を(しかもそこまで高い金額ではない)きちんと工夫して手を抜かずに作り続ける。

この粘り強さが僕に足りないようです。

もちろん直接依頼をいただいた(報酬が確定した)お客様には全力を持ってお仕事させていただいております。

思うに、コンペの仕事と言うのは一般的な仕事方法ではないと思います。一般的には自分がどのような作品を作れて(ポートフォリオで提案)、見積もりはどれくらいか、この2つを提案して、お客様の合意があれば正式に依頼と言う流れです。つまり、ランサーズで言うところのプロジェクト形式になります。

ランサーズを介して仕事をするのであれば、プロジェクト形式で仕事を請け負うと言うやり方が僕に合っているようです。
僕の場合はコンペで勝ち続けるのは難しく、要するに向いてないと言うことになります。もちろん、単純にセンスや技術が足りていないと言う部分もあると思います。

コンペで不採用になったデザインの活用術

これは僕が最近思いついた活用術です。(多分誰もがもっと早く気づいている)

コンペの応募で作ったデザインは採用されると、著作権は依頼主に譲渡すると言う契約になっています。(ランサーズの規約として)
ですが、不採用のものはもちろん自分に著作権があります。

その1:不採用作品はポートフォリオの一つにしてしまう

不採用のデザインは、応募した時とは少し修正します。商品名や社名が特定できないようにデザインを少し編集して、自分のポートフォリオとして使っちゃいましょう!そう言った意味でもコンペに参加するなら、しっかりとした作品を作るべきです。全力の作品であれば採用される確率も上がりますし、採用されなくてもポートフォリオにして次に繋げることができます。

逆に、手を抜いた作品はクオリティが低いためポートフォリオにしにくく、採用されなかった場合にまさに時間の無駄になります。

その2:不採用作品はグッズとして販売しちゃう

イラストなどを描いた場合は、例えば「suzuri」と言うグッズ販売のサイトでTシャツなどにして販売と言うのもありだと思います。(イラストも依頼に沿った内容であれば、わからないように少し編集が必要です)

もしくは、汎用性が高そうなものであればストックイラスト(PIXTAなど)に登録して販売しちゃうのもありだと思います。

僕はyoutubeでデザインに関する動画を配信していますが、その動画用に不採用のデザインを少し編集して使っています。

まとめ

コンペに参加するのは割と消耗戦なので、なるべく精神的に負担のないやり方を自分なりに見つけて、モチベーションが下がらないようにやっていくことが大事かと思います。

ただ、不採用になっても、採用された作品を見れば自分に何が足りなかったのか勉強になりますので全くの無駄ではありません。これからデザインをやって行きたいと言う人はコンペに参加するのもありです。ある程度勉強になると思います。

また、僕自身の経験ですが、不採用になったデザインが後日、別途ランサーズの直接依頼と言う形で買い取っていただけることが何度かありました。そこから定期的にリピートでお仕事を依頼していただいているお客様もいらっしゃいます。

ですので、きちんと丁寧に作成して参加したコンペであれば、全くの無駄ではないので、新規のお客様を獲得する方法としては良いと思います。

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