Adobe Photoshop(フォトショップ)を使って、黒板にチョークで書いたような文字の作り方をご紹介します。
フォトショップの光彩(内側)を使うだけ!簡単に加工ができます。
最後にイラストも同じように加工してみました。イラストを描く人もぜひ使ってみてください。

フォントの雰囲気を簡単に変えられる魔法のような機能です。イラストも変化がつけられて便利!
フォトショップを使って、黒板にチョークで書いたような文字を作る方法
背景は黒板のイラストを使ってみました(イラストACのイラストを使用しています)。

まずは文字ツールを使って文字を打ち込みます。

フォントはAdobe Fonts(アドビフォンツ)の「みちます」というフォントを使っています。
フォントは何を使っても大丈夫です。

次に文字のレイヤーをダブルクリックします。(レイヤー名の所をクリック)

レイヤースタイルのウィンドウが表示されます。
スタイルの項目の中の「光彩(内側)」にチェックを入れます。

下の画像の黄色い枠部分、色設定のアイコンをクリックします。
カラーピッカーというウィンドウが表示され、色の変更ができるようになります。

カラーピッカーが表示された状態になるとカーソルが「スポイト」のアイコンに変わります。
この状態で変化させる文字の周囲の色をクリックします。

文字背景の色が濃い緑に設定されました。

今回は「エレメント」の設定は「精細」にしていますが、「さらにソフトに」でも大丈夫です。

その他の数値の部分は下の画像の通りです。
「ノイズ」は100%にする必要がありますが、他の部分は文字の変化する状況を見ながら調整してみてください。(文字の線の細さや形状によって変わってきます)

これで完成です。

イラストもチョークで書いた雰囲気に
フォトショップのレイヤースタイル「光彩(内側)」を使えば、文字に限らずイラストもチョーク風の雰囲気にできます。
下のイラストはAdobe Illustrator(イラストレーター)のAI生成で作成したイラストです。

このイラストを白色に変更してフォトショップにペースト。
先ほどと同じように、レイヤースタイルの光彩(内側)で加工してみました。

かなりいい感じ。
レイヤーを増やして、色だけのレイヤーを作って、着色してみるのも楽しい。

黒板に描くと考えると、イラストは線画が向いているとは思います。
まとめ
以上、フォトショップのレイヤースタイル「光彩(内側)」を使って、文字やイラストをチョーク風にする方法について書きました。
一つの機能で簡単に調整できるのがいいですね。
ぜひ試してみてください。
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