【クラウドソーシング】初心者の方は怪しい依頼に注意が必要です

【クラウドソーシング】初心者の方は怪しい依頼に注意が必要ですクラウドソーシング
この記事は約9分で読めます。

クラウドソーシングはオンライン上で仕事が完結できるので、僕のような対面のやりとりが苦手な人にとって非常にありがたいサービスです。場所を問わずに仕事ができるのもいいですよね。
登録も仕事の応募も簡単ですが、初心者を狙った詐欺のような依頼や、ちょっとやっかいな依頼者も少なからず存在します。
今回は初心者をターゲットにした怪しい依頼についてと、僕が体験したトラブルについて書きたいと思います。
クラウドソーシングで仕事を6年ほどやって来ましたが、やはりいろいろな依頼主がいらっしゃいます。せっかく仕事をしたのに報酬をもらえないということもありえますので、そういったトラブルに巻き込まれないように、事前に怪しい依頼について知っておくと、自分の身を守りながら、クラウドソーシングをうまく活用していけると思います。

【クラウドソーシング】初心者の方は怪しい依頼に注意が必要です

初心者を狙った怪しい依頼

まずは初心者を狙った怪しい依頼について書きます。これは僕自身は被害に遭ったことはないのですが、ランサーズやクラウドワークスのサイトにも注意喚起がありますし、それぞれのサイト内の「クラウドソーシング相談室」というページにもよく相談が寄せられています。こういう詐欺があるということを知っておくだけでもかなり身を守れますので、チェックすることをおすすめします。
ランサーズに比べてクラウドワークスは怪しい依頼が多かったように感じます。ですが、今年に入ってから依頼の監視体制を強化しているようです。

クラウドソーシング。詐欺のような依頼

怪しい依頼と言うのは具体的に、マルチ商法、直接取引、ステルスマーケティングなどの依頼です。LINEから仕事を依頼するパターンが多いようです。詳しくは下記のページをチェックしてみてください。ランサーズでは毎月、品質向上委員会からお知らせが出ています。

2020年5月度 品質向上委員会からのお知らせ | お知らせ
2020年5月度TOPICS マルチ商法(ネットワークビジネス・MLM等含む)勧誘目的の仕事依頼にご注意ください 先月の品質向上委員会でお伝えしたとおり、4月以降、マルチ商法(ネットワークビジ

クラウドワークスでも安心安全宣言を掲げているようです。こちらも要チェックです。

クラウドワークス安心安全宣言
日本最大のクラウドソーシング「クラウドワークス」では、すべてのユーザーの皆さまへ100%安心安全なサービスを提供するべく、ユーザーの皆さまの「不安」や「疑問」に真摯に向き合い、クラウドワークスが継続的に改善を行っていくことを宣言いたします。

よくある謳い文句としては「誰でもできる。簡単にできる。1ヶ月30万円以上稼げる」と言う依頼です。これは本当によく見かけます。基本全部詐欺のような依頼なので見かけたらスルー推奨です。ランサーズやクラウドワークスの監視によって、時間が経つといつの間にか依頼が削除されていることもあります。

できれば最初から「Q&A」や「よくある質問」に目を通していると対策しやすいと思います。

僕が経験した苦い思い出

無茶なスケジュール設定

クラウドソーシング。非常識なスケジュールで疲れた話

ちょっと愚痴のような内容になりますが、こう言う依頼もあったと言う事例として書いてみました。また「連絡催促申請」と言うシステムがありますので、このシステムについても書きたいと思います。

クラウドソーシングを始めたばかりの頃、プロジェクト形式で仕事の契約が決まって、2時間後にデザイン案を提出して欲しいと言う依頼がありました。契約前にそんな急な依頼であることは聞かされていませんでしたが、とりあえず頑張って提出しました。その後すぐに修正依頼が来て、修正案はまた1時間後に提出して欲しいと要求してきます。その次も数時間後に提出…と言うのが何度も繰り返されました。他にも同時進行していた仕事があり、このままではこの案件にずっとかかりっきりになってしまいます。同時進行の仕事もあり現在のやりとりでは非常に困ることを伝えたのですが、途中から音沙汰がなくなりました。
おそらくですが、社内の人間に仕事をしてもらうような感覚で依頼されていたんだと思います。クラウドソーシングはいわゆる外注ですので、その会社の社員のような小回りの利く対応は一般的に言っても難しいと思います。他にも仕事を抱えていたりしますので、ある程度スケジュール調整が必要になります。
結局は仕事が途中でしたが連絡が取れなくなったので、途中段階で仕事の成果は納品して「連絡催促申請」をしてランサーズ運営から報酬は支払ってもらえました。
本来は仕事途中の場合は納品はしてはいけませんが、ランサーズ運営に問い合わせたところ、「途中段階でも構わないので納品してください」という連絡を受けました。時と場合によると思いますので、僕のように運営に問い合わせてみた方が良いかもしれません。
「連絡催促申請」についてはランサーズでは下記のような説明があります。

プロジェクトでクライアントから連絡がない | ヘルプ | クラウドソーシング「ランサーズ」
プロジェクトで取引相手と連絡が取れない場合、ランサーズ上のメッセージ画面よりクライアント様にご連絡をお願いします。 メッセージはこちらから> 1回のメッセージで返信が無い場合でも、お相手の方により個別のご事情や、お気づきになっていない等の場合も考えられますので、お手数をおかけしますが3回はご連絡いただけます...

クラウドワークスでは下記のように書かれています。

よくある質問【クラウドワークス】

仮払いさえされていれば「連絡催促申請」によって、途中でクライアントとの連絡が取れなくなったとしても、場合によっては報酬を支払ってもらうことも可能です。
これは初心者の方は特に知っておいて欲しいシステムです。

仮払いの重要さ

クラウドソーシング。仮払いの重要さ。

これはよくある話ですが、プロジェクト形式の仕事で仮払いをなかなかしてくれないことがあります。※コンペ形式の場合は仮払いは既にされた状態ですので気にする必要はありません。
仮払いが確認できないまま仕事に取り掛かってしまうと、最悪の場合はこちらが作成した成果物だけ納品して報酬が貰えないと言うことが起こりえます。

仮払いは支払いに直結した問題ですので、仮払いを軽んじているクライアントとは今後お付き合いしない方が良いかも知れません。
僕は必ず仕事を開始する前に「仮払いを確認してから仕事を開始させていただきますので、その点ご了承ください」と伝えています。ほとんどの場合はメッセージを送らなくてもすぐに仮払いしていただけますが、時々あやふやなまま依頼されることもありますので、しっかりと仕事開始前に仮払いについてはお伝えするようにしています。

ランサーズやクラウドワークスのサイト内にある「クラウドソーシング相談室」で多いのが「仮払い」されていない状態で仕事をしてしまって、支払いしてもらえなかったと言う相談です。

メッセージの返信が遅い場合

クラウドソーシング。返信が遅い場合。

仕事の契約が決まって、2週間ほど連絡が途絶えるクライアントさんも時々いらっしゃいます。さすがに2週間近く全く何の音沙汰もないと不安になるので、こちらから催促ではないですが、どう言う状況なのかだけでも教えてもらえるようにメッセージを送っています。
クライアントにもよりますが、大きな会社だと確認部署が多く時間がかかると言うこともあると思います。それとは別に、連絡が遅くなることについて何の申し訳なさも感じられない対応をされた場合は、今後の仕事は諦めるようにしています。
できれば長く良い関係性を保ちつつ仕事をして行きたいと思っていますが、連絡が付きにくい依頼主との仕事は何かと不安ですので、他に良いクライアントを探すようにしています。

修正回数を決めておく

クラウドソーシング。修正回数を決めておく

情報が未確定なまま依頼をしてくる依頼主も要注意です。どういう商品(デザイン)にするのか依頼側が手探りの状態なので、なかなかデザインが決まりません。
僕はパッケージデザインの仕事をメインにしていますが、パッケージの形態(箱、容器、袋など)が決まっていない場合も多く、そういった場合は先にパッケージの形態を決めていただいてからデザインを開始するようにしています。パッケージによっては予算が大きく変わるので、パッケージの形状の変更によってデザイン自体の大幅な変更もよくありました。
上記のようなトラブルを回避する方法は、修正回数をあらかじめ決めておくことだと思います。僕は修正回数をあらかじめ伝えて、その修正回数を超えた場合は追加で費用が発生するように伝えています。こちらの情報の引き出し方であったり提案力不足ということもあり得るので、なかなか難しい部分ではあります。ですが、最初に修正回数を提示することで依頼側からまとめて情報をいただけるようになりますし(後出しが少なくなる)、無責任な投げっぱなしのやりとりは少なくなります。
※【補足として】パッケージのデザインであれば、パッケージの形態(どんな入れ物にするか)も一緒に提案するのがベストだと思いますが、クラウドソーシングの性質上なかなか難しかったりします。紙質や表面加工などの提案はオンライン上では伝わりにくく、依頼主と印刷会社とのやりとりが重要になってきます。予算も限られた依頼が多いので、ほとんどの場合は依頼主がどういったパッケージ形態にするのかを決めてから、デザインだけを依頼することが多いです。

気持ちよく仕事をするために

クラウドソーシング。丁寧な言葉遣いを心がける

高圧的だったり乱暴な言葉を多用する方もごくまれにいらっしゃいます。いくら報酬がもらえてもやはり人間ですから感情もありますし、できればお互いに気持ちよく仕事の取引をしたいです。依頼内容の文章を見ただけである程度察知することもできるので、できれば契約前に回避したいところです。また、僕自身も感情的な言葉使いはできるだけ避けるようにしています。

まとめ

以上、初心者を狙った詐欺のような依頼についてと、僕自身が経験したことについて書いてみました。僕自身の体験はあまり大したことではなかったかもしれません。ただ、非常に精神的に摩耗したことだけは覚えています(苦笑)。

クラウドソーシングを始めたばかりの方が気をつける点は、簡単にまとめると以下の2つだと思います。

1つ目は、LINEやチャットワーク、Skypeなど、ランサーズやクラウドワークスのメッセージ機能とは別のやりとりを要求してくる依頼。怪しい依頼はほとんどこのやりとりを要求してきます。(※仮払い後であればランサーズやクラウドワークスのメッセージ機能以外でのやりとりは問題ありません。)
どうして外部の連絡手段を要求してくるのかと言うと、ランサーズやクラウドワークスの運営に知られたくない仕事の依頼、もしくは仮払いを避けて直接依頼に持ちかける、成果物だけもらって支払いせずにとんずらができるからです。
そもそも詐欺のような行為に加担すること自体経験したくないですね…。

2つ目は、プロジェクト形式の依頼であれば必ず「仮払い」をしてもらってから仕事を開始することです。仮払いさえされていれば、LINEでもチャットワークでも通話でもやりとりは自由に可能ですし、支払い問題のトラブルはほぼ回避できます。仮払いがされていれば「連絡催促申請」と言うシステムで途中で連絡が途絶えた場合でも報酬を支払ってもらうことも可能です。

今回書いたこと以外でも、色々とトラブルはあるようです。ランサーズもクラウドワークスもクライアントとのトラブルに関しては、依頼側と受注側の両者間で解決するしかなく、運営側はあまり対応してもらえません。自分の身を守るためにも、まずはそれぞれのサイトの「よくある質問」や「Q&A」などで疑問点は解決しておくと安心だと思います。

コメント