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【イラストレーター】粗い画像ファイルをパス化する方法

【イラストレーター】粗い画像ファイルをパス化する方法 イラストレーター
この記事は約4分で読めます。

今回はAdobe Illustrator(イラストレーター)で、粗い画像ファイルをトレースしてパス化する方法をご紹介します。

イラストレーターの「画像トレース」を使ったトレース方法で、簡単にパス化することができます。

ただ、画像が小さすぎたり、文字の部分はうまくいかない場合が多いです。

高解像度の画像ファイルをパス化したい時には、かなり綺麗にトレースできます。

同じ内容をYouTubeで動画にして投稿しているので、動画が良い方はチェックしてみてください↓

gaogao
gaogao

粗い画像を扱う場面が時々ありますが、まずは今回ご紹介した方法で試してみてください。どうしても限界があるので、画像のサイズ次第、という感じでしょうか。

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粗い画像ファイルをパス化する方法

今回は2つのマークを自作したので、この2つのマークをパス化したいと思います。

それぞれ解像度の低い画像(小さい画像)と中サイズの画像の2種類を試します。

イラスト(シンボルマークなど)のトレース

シンボルマークのようなイラストをトレースしてみます。

画像サイズは250ピクセル程度です。おそらく綺麗にトレースするのは難しいと思いますが、ひとまずやってみます。

イラストレーターで粗い画像をトレースしてパスにする方法

画像ファイルを選択した状態で、プロパティウィンドウの「画像トレース」のボタンをクリックします。

イラストレーターで粗い画像をトレースしてパスにする方法。画像トレースを使う。

「写真(高精度)」を選びます。

イラストレーターで粗い画像をトレースしてパスにする方法。画像トレースの写真(高精度)に設定。

「画像トレース」の右横にアイコンがあるのでクリックすると、画像トレースのウィンドウが表示されます。このウィンドウで色々と設定ができます。

イラストレーターの画像トレースウィンドウを表示する方法。画像トレースのカラーモード設定。

カラーモードは「カラー」に設定。

パレットは「フル階調」(デフォルト)に設定。他の設定も試してみましたが、今回の画像ではフル階調が一番綺麗にトレースできました。

イラストレーターで粗い画像をトレースしてパスにする方法。画像トレースのパレット設定。フル階調。

カラーとノイズを最小サイズに設定します。

イラストレーターで粗い画像をトレースしてパスにする方法。画像トレース。カラーとノイズを少なく設定すると綺麗にトレースできる。

方式は「隣接」にチェックを入れます。

イラストレーターで粗い画像をトレースしてパスにする方法。画像トレースの方式は隣接がおすすめ。

シェイプにチェックを入れると四角形などが直線で綺麗にトレースできます。図形が入っている場合はチェックを入れると綺麗にトレースできる場合もあると思います。プレビューで違いを見ながら設定してみてください。

設定が完了したら、最後に右下の「拡張」をクリックしてパスにします。

イラストレーターで粗い画像をトレースしてパスにする方法。画像トレースで拡張する。

ぱっと見は綺麗ですが、イラストの上の方はちょっとうまくいっていません。下の画像の右はアウトライン表示です。

イラストレーターで粗い画像をトレースしてパスにする方法

ちなみに、方式を「重なり」にすると微妙でした。

イラストレーターで粗い画像をトレースしてパスにする方法。画像トレースの方式。重なりは微妙

下の画像のような感じでパスがズレる感じに。ケースバイケースだと思いますが、基本的には方式は「隣接」がおすすめです。

イラストレーターで粗い画像をトレースしてパスにする方法。画像トレースの方式。重なりは微妙

1300ピクセルサイズでもトレースを試してみました。設定はカラーとノイズを最小に、方式は隣接の設定です。他の部分はデフォルト(初期設定)のままです。

イラストレーターで粗い画像をトレースしてパスにする方法。

これくらいのサイズがあれば、かなり綺麗にトレースできました。

イラストレーターで粗い画像をトレースしてパスにする方法。

ロゴデザインのトレース

ロゴデザインも用意したので、このロゴデザインもトレースしてみます。

まずは300ピクセルの小さいサイズでトレースします。

粗い画像のロゴファイルをトレースしてパスにする方法。

先ほどと同じように、カラーとノイズを最小に、方式は隣接で拡張します。

粗い画像のロゴファイルをトレースしてパスにする方法。画像トレースを使う。

やはり画像が小さすぎたようで、特に文字の部分は再現ができていません。

粗い画像のロゴファイルをトレースしてパスにする方法。

今度は1300ピクセル程度の画像でトレースしてみます。設定は同じくカラーとノイズを最小に、方式を隣接で拡張します。

粗い画像のロゴファイルをトレースしてパスにする方法。画像トレースで綺麗にパス化できる。

画像ファイルとほぼ変わらない状態で綺麗にトレースできました。

粗い画像のロゴファイルをトレースしてパスにする方法。画像トレースで綺麗にパス化できる。

高解像度の画像ファイルはあるけれど、パスにしたい場合はこの「画像トレース」はかなり使えて便利です。

直線がほぼ無いイラストのトレース

最後にイラストACさんのイラストを使って、トレースしたいと思います。

このイラスト素材はそもそもパス化されたものがダウンロードできますが、あえて低画像で書き出しています。

250ピクセルの小さいサイズですが、同じように画像トレースをかけていきます。カラーとノイズを最小に、方式を隣接で拡張します。

粗い画像のイラストファイルを、トレースしてパス化する方法。

驚いたことに、かなり綺麗にトレースできています。細かい部分で言うと正確ではない部分もありますが、この粗い画像でここまで出来れば十分。

粗い画像のイラストファイルを、トレースしてパス化する方法。イラストレーターの画像トレースが便利。

直線が無い画像だったり、文字がない場合は粗い画像でも割と綺麗にトレースできるようです。

粗い画像のイラストファイルを、トレースしてパス化する方法。イラストレーターの画像トレースが便利。

結局はトレースする画像次第になりますが、「画像トレース」は簡単で便利なので、まずは最初に試してみると良いかと。

粗い画像のイラストファイルを、トレースしてパス化する方法。

トレースの注意点

ロゴをトレースする際の注意点を一応書いておきます。

仕事をしていると、ご依頼を頂いた方から「ロゴを使って欲しい」という要望と共にロゴファイルを頂くのですが、すごく小さいロゴファイルを頂く事があります。

印刷に使用するには小さすぎて使えず(解像度が足りない)、イラストレーターでトレースしてパス化する必要が出てきます。

ただ、基本的にロゴデザインはトレースするのはNGなので(著作権、ロゴの規定など色々と問題があるので)トレースしても良いか、依頼者に確認をしておく必要があります。

正式なロゴファイルを所有していない時点で、トレースすることはほぼ問題ないと思いますが、一応この点だけご注意ください。

ちなみに、他社のロゴデザインを勝手にトレースするのはもちろんNGです。

まとめ

「画像トレース」は非常に便利な機能ですが、画像が粗すぎると細かい部分は正確にトレースが難しいようです。

また、文字(既成のフォント)のような綺麗な直線と曲線が混ざった図形に関しても、「画像トレース」はあまりうまく機能しない感じです。

高画質の画像があって、パス化したい場合はかなり使える機能です。

粗い画像をパス化する必要が出てきた際に、まずはイラストレーターの画像トレースで試してみてください。

個人的にはかなり実用的で便利な機能だと思います。

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