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Affinity(アフィニティ)で入稿用のショップカードを作る

Affinity(アフィニティ)で入稿できるショップカードを作る方法 デザインのこと色々
この記事は約8分で読めます。

Affinity(アフィニティ)を使って、入稿用のショップカードデザインの制作方法をご紹介します。

名刺サイズのショップカードで色数は黒1色。写真などの画像は使っていません。

アフィニティでデザインを作成して、最後に印刷会社へ入稿できるデザインファイルを作っています。

※2026年5月時点でのアフィニティの機能、内容になります。

同じ内容をYouTubeで動画にして投稿しているので、動画が見やすい方はチェックしてみてください↓

gaogao
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アフィニティに関する記事をいくつか書いてきて、使い方が少しずつわかってきました。

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Affinity(アフィニティ)でショップカードをデザインする方法

今回のショップカードは、趣味で書いた手書きのロゴデザインを使ってデザインしています。

イタリアの料理店という設定で作った、架空のお店のロゴです。めし屋とメシア(救世主)をかけて遊びで作ったものです。

手書きのロゴをイラストレーターでパス化

表面はロゴのみで、裏面は地図とお店の情報を入れる、という構成にしました。

デザインを作る前に手書きで紙に情報をまとめて簡単なレイアウトを作ると制作がスムーズです。

今回の記事は地図作成がメインになっています。

手書きの地図を作っておくとスムーズ

地図を作る際にも、主要な道路、目印になるお店などを整理して手書きで作成すると、情報が整理された状態で制作に取り掛かれるのでおすすめです。

名刺サイズなので、文字も小さくなりがちです。なるべく複雑にならず、見やすい地図で制作できればベストです。

また、地図は一般的に北が上になるように記載するので、この点も注意して作成してみてください。

印刷用のファイル設定

事前の準備ができたので、さっそくアフィニティで作っていきます。

まずは新規ファイルの作成をします。上部のメニューの「ファイル」→「新規」をクリック。

アフィニティの新規ファイル作成方法

ファイルの設定は後で細かくするので、ここでは適当に作成します。右下の「ドキュメントを作成」をクリック。新規ファイル作成時に細かく設定しない理由は、マージンや裁ち落としのガイドラインの色を設定できない、という理由からです。

アフィニティでファイル設定する方法

上部メニューの「ドキュメント」→「設定」→「ドキュメント設定」をクリックします。

アフィニティの設定、ドキュメント設定で印刷に使用できるファイルを設定する方法

ここで細かくファイルの設定をしていきます。

今回はラクスルという印刷会社で印刷することを想定した設定にしています。印刷会社によって設定が変わってきますので、その点はご注意ください。印刷会社ごとにデザインファイルの作り方をサイト上で説明していますので、そちらを参考にしてみてください。

  • ドキュメント単位…ミリメートル
  • DPI…300〜350dpiに。DPIは解像度のことです。
  • 寸法…今回は名刺サイズなので55mm、91mmのサイズに
  • カラーフォーマット…CMYK
  • カラープロファイル…Japan Color 2001 Corted(一般的に日本の印刷で使われる設定です)
アフィニティで印刷に使えるファイル設定にする方法
  • マージン…4辺全て3mmに設定。通常は2mmが多いのですが、ラクスルでは3mm設定ということで3mmにしています。スペースは広めにとったほうが見やすいですしね。
  • 裁ち落とし…4辺全て3mmに設定。制作するサイズにプラスして上下左右3mmずつ必要です。全面に色を入れたり、写真を断裁サイズいっぱいに配置する場合は、プラス3mmのサイズで作成します。

マージンと裁ち落としのガイドラインに色をつけています。デザインの際にわかりやすいので、色を入れておくのはおすすめです。

アフィニティでマージン、裁ち落としの設定をする方法

これで印刷用のファイル設定ができました。

Affinity(アフィニティ)で地図を作る方法

表面はロゴだけなので、先に裏面から作成します。

まずは地図からデザインしていきます。

手書きの地図をスマホで撮影しているので、その画像を配置してトレースしていきます。

上部メニューの「ファイル」→「配置」をクリックします。

アフィニティで画像を配置する方法

配置した画像はサイズや角度を調整できます。名刺で描くサイズに調整します。

アフィニティで地図のトレースをする方法

そのままの表示だとトレースしづらいので、薄く表示します。

レイヤーウィンドウのすぐ下の「不透明度」で設定ができます。画像を選択して透明度を調整します。

アフィニティで画像の透明度を変える方法

トレースする際に下絵を触ってしまうとトレースしづらいので、手書きのラフ画像はロックして操作できないように設定します。

レイヤーウィンドウの右下に錠前のアイコンがあるので、レイヤーを選択した状態で、このアイコンをクリックすることでロックできます。ロックを解除する際には再度このアイコンをクリックすることで解除できます。

アフィニティでレイヤーをロックする方法

上部メニューの「ベクター」→「新規コンテナレイヤー」をクリックして、地図用のレイヤーを作成します。

アフィニティで新規レイヤーを作る方法

mapというネーミングでレイヤーを作成しました。

手書きの地図を参考に、mapレイヤーにトレースしていきます。

ペンツールで道の線を制作します。shiftキーを押しながらペンツールをクリックすると直線が引けます。

アフィニティで地図をトレースする方法

線の色や太さは「アピアランスウィンドウ」で調整できます。今回は黒1色のデザインなので、全てKの数値だけで調整しています。

アフィニティで線の色を変える方法

線幅はほとんどの印刷会社では0.3ポイント以上の太さにする必要があります。細すぎると印刷がうまくできない為です。

アフィニティで線幅を変える方法

optionキー(altキー)を押しながらドラッグすると線を複製できます。線だけでなく、文字やその他の図形も全て複製できます。よく使うので覚えておくと便利です。shiftキーも押しながらドラッグすることで並行・垂直に複製できます。

アフィニティで線を複製する方法

道をトレースしていき、長方形ツールで駅や目的地のお店を作ります。

アフィニティで長方形を作る方法

斜めの道があるので、線が揃わず不恰好です。揃えたいので長方形でマスクをします。

線の色と、塗りの色が無しの長方形を作ります。

Affinity(アフィニティ)でマスクする方法

マスクする線だけを全て選択します。optionキー(altキー)を押しながらクリックすると複数選択できます。

複数のオブジェクトを選択する方法

選択した状態で、上部メニューの「編集」→「切り取り」をクリックします。

そして、線と塗りが無しの長方形を選択した状態で、上部メニューの「編集」→「貼り付け」→「内側」をクリック。

アフィニティのマスクは内側にペースト

線と塗りが透明の長方形でマスクが出来ました。斜めの道も綺麗に揃ってマスクできています。

アフィニティでマスクを作る際は、貼り付け(内側)でするようです。もう一つ、マスクする方法がありますが、少し使い勝手が悪いので今回は内側のペースト方法を使いました。

駅の線が駅の長方形よりも上に被さっているので、ノードツールで道の線を選択して、順序を変えます。

アフィニティで順序を入れ替える方法

テキストツールで駅名を入れます。

文字サイズは6ポイント以上にします。ラクスル(印刷会社)でも文字は6ポイント以上にする、という規定がありました。

アフィニティで文字を入れる方法。文字サイズの変更方法。

駅の長方形と文字を中央に揃えるために、両方を選択した状態で、上部にある整列ボタンをクリックして整列していきます。

アフィニティで文字などを整列する方法

道と線路の色を薄いグレーにします。黒のベタでも良いのですが、文字などを被せて入れる際に、文字が読みやすいのでおすすめです。

JRの線を線路っぽく見せるために破線(点線)にします。アフィニティでは破線も作れるようです。

境界線というウィンドウで、スタイルから「破線スタイル」をクリックして作成します。境界線ウィンドウの一番下で数値を入れられるので、ここで線の長さとスペースの長さを設定できます。

アフィニティで破線、点線をつくる方法

これで線路っぽくなりました。

アフィニティで線路を作る方法

より線路っぽくするために、破線と実線、実践にふちをつけた線(3つの線を重ねています)を重ねて、下の画像のような表現も可能です。

アフィニティではコピーした場所と同じ場所にペースト(貼り付け)するようです。イラストレーターは通常のペーストは、あさっての場所にペーストされますが、この点が違います。

目印になる場所の名前や、目的の店舗の場所などを記載していきます。

信号も目印になるので、信号のアイコンも作ります。

長方形ツールで長方形を作り、

上部にある「コーナー」で角を丸くします。

アフィニティで長方形の角を丸くする方法

3つの円を入れて完成。グループ化しました。

アフィニティでグループ化する方法

信号をもう一つコピーして完成です。ちょっと信号が大きすぎたので、最終的には少し小さくしました。

下書きにしていた手書きの地図画像のレイヤーは削除します。レイヤーの上でcontrolキー(Windowsは右クリック)を押しながらクリックするとメニューが展開されるので「削除」をクリックします。

アフィニティでレイヤーを削除する方法

新たに地図以外のレイヤーを作成します。レイヤーは必ずしも作る必要はありませんが、今回は一応分けて作りました。

新しいレイヤーに、地図以外のお店の情報を入れていきます。

最後にイラストレーターで準備していたロゴをコピーしてアフィニティに貼り付けます。

手書きの文字やイラストをパスにする方法は、以前の記事に書いているので参考にしてみてください↓

Affinityで手書きロゴを印刷用のデザインファイルにする方法
手描きのイラスト、手書きの文字をパス化して、ロゴデザインを作成。Affinity(アフィニティ)で印刷に使えるデザインファイルを作る方法についてご紹介します。手書き文字のロゴデザインができるかどうかを試してみた記事です。

ロゴを配置できました。

地図も含めて、全体的にサイズや位置を調整して、これで完成です。

表面のデザインを制作

裏面のデザインファイルを複製して、表面のデザインファイルも作っていきます。

裏面の情報が残っているので全て削除します。

表面は黒ベタの中に白色のロゴを入れるだけのシンプルなデザインです。

まずは黒色のベタを配置します。長方形ツールで適当なサイズで黒ベタの長方形を作成します。

長方形を選択した状態で、「変形ウィンドウ」で数値を入力していきます。

塗り足しサイズ(上下左右3mmずつプラスしたサイズ)にして、X軸とY軸は-3にします。

アフィニティでデザインサイズぴったりの長方形を作る方法

これで塗り足し3mmを満たした長方形がピッタリと配置できました。

ここにイラストレーターで作っていたロゴを配置します。

これで表面、裏面、共に完成しました。

印刷に使用するファイルは基本的に、表面・裏面、別々に作って入稿します。

Affinity(アフィニティ)で名刺サイズのショップカードの入稿ファイルを作る方法

ここからはアフィニティの入稿ファイル作成方法について書きます。

今回はラクスルという印刷会社用の入稿ファイルの作成方法になります。

他にもグラフィック、プリントパックなど、アフィニティのファイルを印刷できる印刷会社さんがありますので、Googleなどで調べてみてください。

どの印刷会社もアフィニティのファイルそのままでは入稿できず、最終的にはPDFファイルにして入稿するようです。

上部メニューから「ファイル」→「エクスポート」→「書き出し」をクリックします。

アフィニティで印刷に使えるデザインファイルを作る方法

書き出しメニューが表示されます。

ラクスルの入稿規定に沿って設定していきます。PDFは「PDF/X-1a:2003」に設定。

アフィニティで印刷に使えるPDFに変換する方法

その他の部分は最初に設定していたのでそのままで大丈夫です。

追加の設定として

  • 裁ち落としを含める
  • プリントマークを含める
  • コーナートンボを含める

をONにします。

今回のPDFの設定ではフォントは埋め込む設定になっており、フォントをアウトラインする必要はありません。この部分も印刷会社によって変わってくる可能性がありますのでご注意ください。

※フォントをアウトラインする場合は、「カーブに変換」でアウトラインできます。

最後に右下の書き出しをクリックして完成です。

アフィニティで裁ち落とし、トンボ、フォントの埋め込みの設定をする方法

裏面も同じ設定で作成します。

これでショップカードの入稿ファイルが完成できました。

印刷会社への発注はこのPDFを添付する形になります。紙質、紙の厚さ、印刷部数、納品先などを入力して発注できます。

まとめ

フォトショップで仕上がりイメージも作成してみました。

飲食店のショップカードを作ってみました

今回は写真を使わず、黒1色の名刺サイズのデザインを作りました。

写真を配置した印刷は個人的にまだ操作が不明な点があったので、今回はシンプルなデザインで作ってみた次第です。

少しずつアフィニティのことについて手探りで勉強しながら、また発信したいと思います。

アフィニティについては下記の記事もありますので、気になる方はチェックしていただければ嬉しい限りです。

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