今回はAdobe Express(アドビエキスプレス)を使ってInstagramの縦型の投稿サイズで、架空の衣料品店のセール告知画像を作って行きたいと思います。
デザイン参考書のデザインの中で、良さげなデザインを参考に作ってみました。

無料で使えるアプリでここまで自由度の高いデザインができるのがすごい。
Adobe Expressって何?
Adobe Express(アドビエキスプレス)は無料でも使える、デザインのアプリケーションです。
InstagramなどのSNS用の画像を作ったり、さまざまなデザインを作ることができます。
有料にすると素材が多く使えたり、保存できるファイル容量が増えたりします。
※Adobe Creative Cloudを契約している方は有料プランを使えます
Adobe Expressで作る前に下準備
プロのデザインを参考にする
今回のデザインをするにあたって、デザイン参考書「マネするだけでセンスのいいフォント」のポスターで、好みのものがあったので参考にしてみました。
この参考書もそうですが、それ以外のデザイン参考書もたくさんKindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)で読めるので、気になった方はチェックしてみてください。
まずは情報を整理する
いきなりAdobe Expressで作り始めても良いのですが、まずは手書きで簡単に告知する内容について整理して作った方がスムーズです。
情報の優先順位を決めたり、入れる情報の取捨選択をすると伝わりやすくなります。
理想のデザインを参考にしながら、レイアウトをざっくりと手書きでラフを作ります。

Adobe Expressを使ってInstagramの広告、告知画像を作る
Adobe Expressの操作はかなり直感的にわかりやすい設計がされています。
触っているとある程度理解できると思いますので、今回は便利な機能だけピックアップしてご紹介します。
サイズの設定
まずはサイズの設定。
今回はInstagramの縦型投稿画像で設定しました。

SNS関連でまとめられていて見やすいです。

画像サイズは幅1080ピクセル、高さ1350ピクセル。インスタグラムの縦型の投稿サイズになっています。

文字や写真を配置していく
手書きのラフを元に文字や写真を配置していきます。
下の画像は完成図です。

2025のレイアウトの仕方や、文字の色の変更の仕方が斬新で、デザイン参考書を見なければ思い付かない発想でした。白い文字を黄色にしている部分がありますが、Vの形状で色が変わっています。70%OFFの文字に目が行くような導線にもなっているっぽい!?。参考書のデザインとこのデザインでは、最終的にかなり違っていますが、写真や文字のレイアウトがうまくハマらず、元のデザインより1、2段階くらいクオリティが下がっています ^^;
なお、写真やイラストの素材は有料であればAdobe Stockの写真を使えるのがAdobe Expressの最大の魅力です。
写真は背景を透明にできる
Adobe Expressでは写真の切り抜きがワンクリックでできて便利。
画像を配置して、選択した状態で、左にある「背景を削除」をクリック。自動で背景が削除できます。

透明度の設定も
写真や文字などを半透明にすることも可能です。下のデザインでは青緑の長方形を70%くらいの透明度にして下の海の写真を透かしています。

文字の部分的な色の変更、部分的なサイズ変更も可能です
1文字ずつの色の変更もできます。

1セットの文字組みの中で個別に文字サイズの変更も。

フレームや吹き出しはテキストからが便利
フレームやタイトル、吹き出しやバクダン(ギザギザの円形)などは「素材」の中から探すよりも「テキスト」から探した方が見つかりやすいです。

今回のデザインでもバクダン(左下のピンクの円形のギザギザ)はこのテキストの中にあるデザインから持ってきて編集しています。
素材からアイコンや図形を作れます
丸や三角などの図形は「素材」のシェイプから作れます。アイコンなどもあるので色々と探ってみると面白いです。

写真素材は左側の「メディア」から検索できます。
完成したらダウンロード
デザインが完成したら画面右上にある「ダウンロード」から任意のファイルをダウンロードして完成です。
Instagramでの投稿はjpgが軽くてベストです。

まとめ
実際に自分のInstagramのアカウントに画像を投稿してみました。

想像していたよりもいい感じにできて満足。
架空の広告なので入れておりませんが、セールの告知なので日程は必須だと思います。
Adobe Expressでは他にも様々な画像を作ることができますので、気になる方は触ってみてください。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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