デザインの参考書「マンガでカンタン! デザインの基本は7日間でわかります」の感想・解説・考察。

この参考書はKindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)で読みました。
2024年12月発行。電子書籍版は2025年1月発行。
著者はデザイン研究所さん、イラスト担当は川口真目(カワグチマサミ)さん。
全編漫画なのでかなり読みやすい。
ノンデザイナー向けの参考書ですが、デザイナー歴20年以上の僕も参考になりました。改めて初心に返った気持ちでデザインの重要なことを再確認。
ノンデザイナーの方にわかりやすく、デザインエッセンスが凝縮された内容になっています。

そう言えば、デザインを仕事にし始めた頃はもっとデザインが好きだったよな、と思い返したり。また一から始めるつもりでやってこ。
デザインの参考書「マンガでカンタン! デザインの基本は7日間でわかります」の内容について
デザイン参考書「マンガでカンタン! デザインの基本は7日間でわかります」は、イラストを担当しているカワグチさん、出版編集者のマキさん、デザインの先生としてデザイン研究所の所長、の3人が登場します。
ノンデザイナーの二人(カワグチさんとマキさん)に先生(所長)が教えるという内容。
7日間の特訓という形で、7つの章に分けてデザインのコツが書かれています。
イラストがユニークで面白いです。こういう解説の漫画本は特有の雰囲気がありますね。どの本でもおおよそユニークに描かれている気がします。この本を作った方々も楽しんで作っているのだろうなと、その雰囲気がビンビン伝わってきます。
なお、本の中では登場人物はイラストレーターを使ってデザインをしています。
チラシ作成がメインの内容なので、できればイラストレーターがベストだとは思いますが、CanvaやAdobeエキスプレスを使っている方にも参考になる内容です。
資料作り程度であれば、ワードやエクセル、パワーポイントで資料を作成する際にもかなり使える内容かと。
所長の「デザインはセンスではない」という言葉。非常に気持ちがラクになります。実際、僕自身もセンスの無さは自覚しているんですが、それでも一応フリーランスとして仕事を頂いてなんとかやって来れています。デザインには基本があり、その基本に忠実に作っているだけでも、商用に耐えうるデザインになる、という証でもあると思います。
これからデザインを学んでみたい方はぜひチェックしてみてください。
デザインの参考書「マンガでカンタン! デザインの基本は7日間でわかります」の良かったところ
デザインのコツが7つの章でわかりやすく書かれてる本書。
その中で、ベテランの僕も改めて重要だよなあ、と感じた点をご紹介したいと思います。
いきなり作り始めない
1日目で紹介しているデザインのコツ。作る前にやることが書かれています。
ついついいきなり作り始めることが今でもあるのですが、まずは落ち着いて、依頼内容や要望を整理することが重要です。
この本では「目的」「ターゲット」「雰囲気」の3つのポイントをまとめて、整理することについて書かれていました。
そのデザインの行き着く先、ゴールを定めておかないと、作る途中で迷ったり、作り上げた後に、再度方向転換が必要だったりします。
スムーズに制作する上でも欠かせないデザインのコツです。
シンプルに
この参考書の4割くらいは「シンプルにする」ことが書かれています。
デザインは引き算とよく言われますが、装飾することがデザインではなく、むしろ要素を減らした方が伝わるようです。
その理由を様々な観点で詳しく書かれているので、納得感も大きいと思います。
7日目の5つの裏技は必見
最後の章で紹介された5つの裏技。
これは僕が24歳の頃(およそ25年近く前)にデザインのうまい先輩から教えてもらった「デザインのコツ」とほぼ同じでした。
このコツを知っているだけでも、いい感じのデザインになると思います。
また、以前のブログでも取り上げた「デザインのミカタ」という参考書は、より詳しくデザインのコツについて書かれているので、こちらもぜひチェックしてみてください。こちらの本はよりプロ向けの内容になっています↓

何を隠そう、著者が同じ「デザイン研究所」さんなので言っていることがブレず、理解しやすいかと。
まとめ
よくよく考えてみると、ノンデザイナーのデザイン参考書をこのブログで割と紹介してきました。
どの本も良いですが、特に今回の「マンガでカンタン! デザインの基本は7日間でわかります。」は漫画でとっつきやすく、最初の一冊としてもかなりおすすめです。
僕はKindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)で読みましたが、もしKindle Unlimitedで読めるタイミングであればぜひ読んでみてください。もちろん購入しても良いと思います。
楽しく作る、ある意味で一番大事なことを思い出させてくれる一冊でした。



コメント